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2020.09.03 07:00  週刊ポスト

キッチン南海再出発に料理長の意気込み「味を変える気はない」

スパイスや小麦粉を焦げ目がつくまでじっくりと焙煎することで、特徴的な黒いルウが出来上がる

 大行列が話題となった本店閉店の日まで約20年間料理長を務めた中條知章氏にとって、「キッチン南海」(東京・神田神保町)のカツカレー(750円)は“わが家のカレー”だという。

「本店の南山茂社長と縁があって、中学生の頃から掃除など店の手伝いをしていました。その頃から私にとってカレーと『キッチン南海』は身近な存在になりました」(中條氏・以下同)

 キッチン南海の歴史を振り返ると、南山氏が独学で考案した黒いカレーを看板に、1960年に飯田橋で「カレーの南海」を開業。1966年に神保町へ移転すると、学生を中心に人気を集め、行列の絶えない店に。

 その後メニューに洋食を加えたことで、店名を「キッチン南海」に改称。今年6月26日、店が入るビルの老朽化で60年の歴史に幕を下ろしたが、20年以上料理長を務めた中條知章氏が味と看板を引き継ぎ、7月29日に同じ神保町で新店をオープンした。

 料理長含めた2名のシェフは本店でも腕を振るっていたベテランだ。

「味が変わらないか心配していた常連さんも、私の顔を見てホッとしているようです(笑い)」

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