“ガチオタ”で有名な三浦祐太朗
“最高の両親”という重圧
男女の違いが際立ちがちなのが、結婚式に関してである。友和はかつて雑誌のインタビューで、息子夫婦について、「結婚式はしていませんが、やりたいでしょう。特に女性はね」と、牧野を思いやっていたが、祐太朗は「(結婚式は)考えていないんです」とあっけらかんと語っている。
「新型コロナが落ち着くまではしないと、周囲に語っていますが、落ち着いても披露宴は開かないと思いますよ。前撮りで家族の集合写真を撮った際に、お互いの両親に晴れ姿も見せられたし、と満足なようですから。直接祝福したい関係者も多いですし、せっかくの記念なのにという気もしますが、いまどきの考えなのでしょう」(前出・芸能関係者)
ここでも両親との違いが見られるが、これもまた周囲に流されることなく、誰にも遠慮せず、自分たちの選びたいものを選んだ結果といえる。
「そもそも、百恵さんと友和さんの結婚式は壮大なものでしたからね。中途半端に開いていろいろと比べられるくらいなら、やらないというのは潔い判断だと思います」(前出・芸能関係者)
では、祐太朗は両親の何を理想としているのか。その詳細も『徹子の部屋』で語っていた。
「百恵さんと友和さんは、結婚生活40年間で、一度も夫婦げんかをしたことがないらしいのです。友和さんも実際にインタビューで『一度もしたことがない』『そういう夫婦はいっぱいいて、不思議でもなんでもない』と語っていました。
祐太朗さんは友和さんから“夫婦げんかは犬も食わない”と教わって育ってきたようですよ。ただ、実際に夫婦げんかをしないというのは、なかなかできることではありません。しかも、そんな手本をテレビで語られたら、奥さんにはそれなりの重圧がかかるでしょうね」(前出・テレビ局関係者)
牧野は、子供の頃から芸能界で活動しながら音楽大学のピアノ科を卒業した努力家だ。
「仕事へのプロ意識も高く、間違っていることは許せないタイプでもあります。一度、スタッフに対して正面から意見している場面を見たことがあります。お嬢様育ちでプライドも高い。祐太朗さんはいまは尻に敷かれていますが、いつかはぶつかる場面も出てくるでしょう」(音楽関係者)
しかし、姑・百恵さんは、そんな仕事熱心な牧野を認め、受け入れているという。
「百恵さんは2人とも息子だったから、娘ができたようで本当にうれしいと、かわいがっています。結婚指輪をしまっておくために、ふたりのイニシャルである“Y”をあしらったリングピローも手作りして贈ったほど。牧野さんに妻としての振る舞いや、夫婦関係を良好に続ける秘訣をLINEで送って、叱咤激励しているでしょうね」(別の芸能関係者)
その思いは、牧野にもしっかりと伝わったに違いない。
「祐太朗さんは番組で、いつか子供に恵まれたら、両親が自分たちを育ててくれたように育てたいとも語り、百恵さんに孫を抱かせることが“最大の親孝行”とも口にしていました」(前出・テレビ局関係者)
妊娠への期待もまた、嫁への重圧になる気もするが、百恵さんが祖母なら心強いに違いない。
※女性セブン2020年9月24日・10月1日号