今でも夫婦で映画デートをする仲良しぶりの百恵さん(写真は2020年5月末)
その両親の結婚は、いまだに人々の間で語り草になっている。押しも押されもせぬトップアイドルが、何度も共演してきた人気俳優と結婚し、21才の若さで電撃引退。その後はたった一度も表舞台に立つことなく、家の中で夫を支え、2人の息子を育ててきた。一方で、牧野は結婚後も仕事を続けていくことを表明している。専業主婦の姑と兼業主婦の嫁。いまどきの家庭でよく見られる構図が、三浦家にも描かれたことになる。ちなみに、祐太朗が理想とする夫婦の姿は、両親だ。
「『徹子の部屋』で祐太朗さんは“ああいう夫婦を目指したい”と語っていました。ただ、百恵さんは結婚当時、“仕事を続けていたら自己嫌悪になってしまう”と意志が固かった人。時代の違いはあるのでしょうね」(別のテレビ局関係者)
確かに一見、百恵さんと牧野は別の選択をした。しかし、結婚後、自分はどうありたいかを自分で決めたという点では同じといえるのではないか。
「百恵さんと牧野さんはLINEを交換していて、2人だけでやり取りをすることもあるなど、確かに仲はよさそう。ただ、牧野さんとしてはちょっと気を使ってしまう部分もあると思います。初対面でバーベキューというのも、プレッシャーを感じていそうです」(芸能関係者)
冒頭の『妻のトリセツ』では、義理の家族と過ごす妻の心境をこう綴っている。
《共働きの妻は、盆暮れなどのまとまった休みは、家族水入らずゆっくり過ごしたいというのが本音だ。夫にとっては気の休まる自分の実家であっても、妻にとっては職場よりも気が張る場所であると心得るべし》
一般的な家庭ならまだしも、そこで肉を焼く義理の両親が、誰もが知る伝説のアイドルと名俳優となれば、ますます気は休まらないはずだ。