ライフ

台風対策 オシャレな防風植栽がアダ、タワマンも地獄に

台風対策は屋内だけではなく屋外にも目を向ける(写真/AFP=時事)

台風対策は屋内だけではなく屋外にも目を向ける(写真/AFP=時事)

 毎年大型台風が襲来し、大きな被害がもたらされる日本列島。台風による自宅への被害を防ぐには、「壊れる家」「壊れない家」に大きな違いがあると知ることが重要だ。

●家を守る庭木、倒れる庭木

 突風から家を守るために、庭に防風植栽する家があるが、その一方で、植木が倒れて家屋を直撃したり、道路を寸断したりすることもある。

 植木が防風対策となるかは「種類」が肝心だ。災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏が解説する。

「松や杉の木は強風に強く、海岸の防風林としてもよく用いられています。一方、インテリアとしての需要が高いオリーブ、アカシアなどの種類は風で倒れやすく、台風で倒木したとの報告が多い」

●倒れやすい「危ない電柱」の見分け方

 台風10号が直撃した宮崎県では電柱の倒壊が続出した。浸水被害が少ないエリア内でも、倒れた電柱が家屋を直撃するリスクがある。NPO法人減災教育普及協会理事長の江夏猛史氏が言う。

「電柱間の距離が長く、多くの電線がかかっている場合は要注意です。強風で電柱が倒れることはほぼないですが、たるんだ電線が風で引っ張られたり、木や看板が引っかかった時に、電柱ごと倒れるケースが多い。電線が長いとそれだけ重くなるため危険です」

関連記事

トピックス

『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン