ジャック・バウアーのモノマネを得意とするお笑いコンビ・どきどきキャンプの岸学も、『24 JAPAN』に注目するひとりだ。岸が語る。
「『CTU連邦捜査官ジャック・バウアーだ!』でお馴染みの、どきどきキャンプ・岸学です。『24 JAPAN』では、本家のあのスケールにどこまで近づけるかに注目しています。やはり本家は広大なアメリカを舞台とした作品なので、この狭い日本でどう描写するのか気になります。でも日本らしく、商店街とかで敵とやり合うジャックもそれはそれで面白そうですね」
日本版ジャック・バウアーの先輩(!?)として、岸は、“唐沢ジャック”に太鼓判を押す。
「日本版ジャックを唐沢寿明さんが演じると聞いて、すごくピッタリだなと思いました。アクションもできる俳優さんですし、劇中のかっこいいガンアクションに期待しています。
結局、男っていくつになってもジャック・バウアーごっこみたいなことがしたいんです。なので、視聴者が唐沢さんに影響を受けて、また日本で『24』ブームが起きたら嬉しいですね。本家は8シーズンにスピンオフ作品と、長く続いている作品なので、唐沢さんには、おじいちゃんになるまで“日本版ジャック・バウアー”を続けていただきたいです。
最後に……。『24 JAPAN』を絶対に見るんだ! 大統領の命令……いや、総理大臣の命令だ!」(どきどきキャンプ岸)
『24』が国内でブームになったのは、2000年代のことだった。とくに若い世代だと、『24 JAPAN』をきっかけに初めて『24』の世界に触れる人も多いことだろう。はたして『24 JAPAN』は、令和にジャック・バウアー旋風を巻き起こすことができるのか? 再ブームとなれば、どきどきキャンプ岸を目にする機会も増えそうだ。(文中敬称略)
●取材・文/原田イチボ(HEW)