望まれる新たなメニュー
今後も、環境保護や動物保護の観点からも代用肉を選ぶ人は増えるでしょう。私もコロナ禍以降は、週に2、3回は代用肉をメインに食事をするようになりました。
そのおかげなのか、自粛生活でも体重は増えず、むしろ3kgほど減っています。水で戻すタイプの大豆肉は1kgで1500円ほど、伊藤ハムの大豆ミートのメンチカツは4個で約400円と、お財布にやさしいのもうれしい限りです。
けれど代用肉にはまだ超えられていない壁があります。それは焼肉やステーキなどの、肉そのものを味わうスタイルでは代用できていないところ。さらに技術が進歩し、焼肉店や牛丼店などにも代用肉メニューが登場するようになって初めて、日本のベジタリアン人口は飛躍的に増えるのではないでしょうか。