文部科学省に聞いたところ、「文化功労者の選定では、推薦の制度はありません。議員などからの推薦は受け付けていません。あくまで文部科学大臣が文化審議会に諮問し、審議会が人選して選んでいます。総理の推薦もありません」(文科省人事課栄典班)とのことで、さすがに“首相の覚えめでたいから”というわけではなさそうだ。
ぐるなびは、「長年にわたるパブリックアートの普及や『1%フォー・アート』の提唱、 食文化の振興、ペア碁の普及など、文化・芸術活動に多大な貢献を果たしたことが認められたうえでの選出であり、 個人的な関係や推挙によるものではないと認識、理解しております」(広報グループ)と回答した。
文化・芸術業界も苦しんでいるが、万が一Go Toイートの次は“Go Toアート”となったら、ますます蜜月関係にやっかみの目が向けられるかもしれない。