ライフ

ガラケーユーザーがマッチングサービス初体験 便利だと感動

引っ越しでマッチングサービスが役にたったという(GettyImages)

引っ越しでマッチングサービスが役に立ったという(写真/GettyImages)

 ネットニュース編集者ではあるものの、スマホは持たずガラケーユーザーである中川淳一郎氏。これまでは、スマホアプリのマッチングサービスを利用したこともなかった。しかし、11月から佐賀県唐津市へ移住するにあたり、大量の不要品を処分するため、初めてマッチングサービスを利用した。何かと人生を助けてくれるマッチングサービスについて、中川氏が引っ越し体験とともに考察する。

 * * *
 ネットのマッチングサービスの有名どころといえば、フリマアプリのメルカリと外食宅配サービスのウーバーイーツが挙げられる。前者は「不用品を売りたい」人と「それを買いたい」人をマッチングさせ、後者は「食べたい」人と「売りたい」店と「働きたい」配達員をマッチングさせる。

 私はいずれも使ったことはないのだが、今回東京から佐賀県唐津市に移住するにあたり、マッチングサービスを使ったらこれが実に快適だった。ネットを介せばかなりの部分の「困ったこと」を解決してくれる人が必ずどこかにいるのでは、と思わされた。

 実家を出てからこれまでの21年で溜まった家具や調理器具や本に加え、家人(1人)の服を含めた大量の持ち物をいかに処分するかが課題となった。

 とてもではないが、自治体による粗大ゴミ処理では追い付かない量だったのである。最初は事前に自治体に申請し、コンビニでシールを買い、10日後の回収日を待つ。10個のゴミ処理に6000円かかった。残った不用品は巨大な本棚・冷蔵庫・事務机に加え、洗濯機やコタツ、布団など200点ほどはあったことだろう。これらを引っ越しで運ぼうとしたら30万円は最低かかっていたはず。だが、こちらは人生をリセットさせ、95%以上を捨てることにしたため、引っ越し業者以外の存在が必要だった。

 そこに現われたのが「2トン車1台分の不用品を3万3000円で引き取ります」というサービスだ。街中をゆっくりと走りながら「不用品、なんでも無料で引き取ります。壊れていても構いません♪」などと拡声器でアナウンスしながら走るトラックがいる。あれは時に「いやぁ~、これは5000円かかるな。無料の対象じゃないよ」と言われるなど、今回も3万3000円と謳っているにもかかわらず追加料金が次々とついて結果的に15万円になるのでは……ということも覚悟していた。

関連記事

トピックス

フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《東洋大学に“そんなことある?”を問い合わせた結果》学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長「除籍であることが判明」会見にツッコミ続出〈除籍されたのかわからないの?〉
NEWSポストセブン