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“東洋の魔女”井戸川絹子さん 「憧れの先輩」を後輩が語る

東洋の魔女のエースの一角も今年亡くなった(時事通信フォト)

東洋の魔女のエースの一角も今年亡くなった(時事通信フォト)

 12月4日、元バレーボール選手の井戸川絹子さん(旧姓・谷田)が亡くなった。井戸川さんは“東洋の魔女”と世界を驚かせた全日本バレーボール女子の中心選手。1964年の東京五輪でエースアタッカーとして活躍。金メダルの獲得に貢献した。五輪後に現役を引退し、指導者として競技の普及に努めていた。

 元・東京五輪女子バレーボール選手の神田好子さんが、井戸川さんの思い出を語る。

 * * *
 私は四天王寺高校の2年後輩でしたが、当時から憧れの先輩でした。五輪も含めて、いっしょにバレーをしたのは5~6年ぐらいでしたが、家族以上の絆を感じています。

 引退後は先輩後輩もなく、食事に行ったり、旅行に行ったり。月に2回は電話で話していました。「コロナが終わったらご飯に行こうね」と言っていたのに、突然の訃報に驚きました。「なんで? なんで?」と、まだ受け止められていないんです。

※週刊ポスト2020年12月25日号

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