西浦氏が大好きな「スガ」はこちら(時事)
同番組は、ミュージシャンやお笑い芸人、タレントや俳優をゲストに迎えることが多く、感染症の専門家である大学教授が出演するのは異例のことだった。西浦氏は、11月22日のオンエア回に登場。スガが「何でこんな番組に来ていただけたんですか」と笑いながら問いかけると西浦氏は、「大学生の頃からスガマニア(注・スガシカオのファンの意)をずっと自称しているんです。1998年ぐらいから、ずっと歌詞をフォローしていまして……」と長年にわたる“スガ愛”を明かし、番組内で流す曲にはスガシカオの『Hop Step Dive』をリクエスト。
同曲の魅力についても西浦氏は、「スガマニアとしてはですね、この詞がすごいんです。ひとつひとつの曲にハマるんですけど、すごく仲がいい男同士の友達と飲みに行って本音で話をしているような感じです」と熱弁。番組中では他にも、国際協力に貢献したいという思いから感染症対策の専門家を志したという自身の来歴や海外への留学経験などについて語るとともに、「昔、好きだった女の子がドリカム(DREAMS COME TRUE)のCDを貸してくれた」「とんねるずよりダウンタウン派」といったエピソードも披露。スガとの対面を心から楽しんでいたことが窺えた。
西浦氏に改めて番組出演に至った思いを聞くべく取材を申し込むと、「申し訳ありませんが、当方は流行データ分析の本分で大変忙しくしており、また、一般的内容に関する露出を意図的に避けさせていただいております」と返信があった。
菅政権の甘すぎる感染対策で第3波が急拡大してしまった今こそ、スガマニアの箴言が政権にも響くのではないか。