2021年の箱根駅伝は近年にない大接戦が予想されるという(写真/共同通信社)
東京国際大では、全日本の最終8区で田澤に次ぐ区間2位となったムセンビ(2年)もメンバーに名を連ねており、Y・ヴィンセントとどちらが起用されるか、他の出場校の重大関心事となる。スポーツライターの酒井政人氏が解説する。
「前回王者・青学大が2区を誰に任せるかも注視したい。前回の2区を日本人1年生最高記録(1時間7分3秒=区間5位)で走った岸本大紀君(2年)が股関節の故障でメンバーから外れた。全日本では駒澤の田澤君に引き離されて涙を呑んだエースの吉田君や、キャプテンで前回大会の9区区間賞の神林勇太君(4年)が配置されることも考えられる」
※週刊ポスト2021年1月1・8日号