芸能

“アニソン界の大型新人”鈴木雅之 24年ぶり紅白出場の背景

およそ四半世紀ぶりに紅白の舞台へ(時事通信フォト)

「令和2年アニソン大賞」に輝いた(時事通信フォト)

 マーチンの愛称でお馴染みの大物アーティスト・鈴木雅之が、大晦日に行われる『第71回NHK紅白歌合戦』に出場する。鈴木が紅白に出場するのは、1996年にラッツ&スターとして『夢で逢えたら』を披露して以来、実に24年ぶり。近年の“アニソン界の大型新人”としての活躍が実を結んだ形だ。

 鈴木は、2019年に放送されたアニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のオープニングテーマ『ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花』の歌唱を担当した。原作漫画が累計400万部(電子版を含む当時の売り上げ)突破の大人気ラブコメということで、アニメスタッフが「No.1ラブコメの主題歌をラヴソングの王様に歌ってほしい」と強く希望し、そのオファーが実現した。

 鈴木にとって、テレビアニメの主題歌を担当するのは初めての挑戦だった。しかし、水野良樹(いきものがかり)が作詞・作曲を担当し、若手女優・伊原六花をゲスト女性ボーカルに迎えた同曲は、各配信ランキングでもトップを獲得するほどの大反響に。ネット上で「歌ってみた」動画の投稿も流行した。

 今年4月〜6月に放送されたアニメ第2期でも、鈴木はオープニングテーマ『DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理』を担当。水野良樹が作詞作曲、本間昭光がサウンドプロデュースという布陣は前作を引き継ぎ、今度は元℃-uteの鈴木愛理をゲストボーカルに迎え、“W鈴木”体制でファンキーなナンバーを歌い上げた。

 こちらの楽曲も好評で、今年4月に公開されたMVは、YouTube上で2200万再生を突破。コメント欄には海外のアニメファンも集まっており、英語のコメントで埋め尽くされているのが印象的だ。さらに同曲は、LiSAによる映画『鬼滅の刃』の主題歌『炎(ほむら)』とともに、『令和2年アニソン大賞』も受賞した。

関連記事

トピックス

詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
《不動産投資会社レーサム元会長・注目の裁判始まる》違法薬物使用は「大きなストレスで…」と反省も女性に対する不同意性交致傷容疑は「やっていない」
NEWSポストセブン
女優・福田沙紀さんにデビューから現在のワークスタイルについてインタビュー
《いじめっ子役演じてブログに“私”を責める書き込み》女優・福田沙紀が明かしたトラウマ、誹謗中傷に強がった過去も「16歳の私は受け止められなかった」
NEWSポストセブン
告示日前、安野貴博氏(左)と峰島侑也氏(右)が新宿駅前で実施した街頭演説(2025年6月写真撮影:小川裕夫)
《たった一言で会場の空気を一変》「チームみらい」の躍進を支えた安野貴博氏の妻 演説会では会場後方から急にマイクを握り「チームみらいの欠点は…」
NEWSポストセブン
中国の人気芸能人、張芸洋被告の死刑が執行された(weibo/baidu)
《中国の人気芸能人(34)の死刑が執行されていた》16歳の恋人を殺害…7か月後に死刑が判明するも出演映画が公開されていた 「ダブルスタンダードでは?」の声も
NEWSポストセブン
13日目に会場を訪れた大村さん
名古屋場所の溜席に93歳、大村崑さんが再び 大の里の苦戦に「気の毒なのは懸賞金の数」と目の前の光景を語る 土俵下まで突き飛ばされた新横綱がすぐ側に迫る一幕も
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(右・時事通信フォト)
「言いふらしている方は1人、見当がついています」田久保真紀氏が語った証書問題「チラ見せとは思わない」 再選挙にも意欲《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(共同通信/HPより)
《伊東市・田久保市長が独占告白1時間》「金庫で厳重保管。記録も写メもない」「ただのゴシップネタ」本人が語る“卒業証書”提出拒否の理由
NEWSポストセブン
7月6~13日にモンゴルを訪問された天皇皇后両陛下(時事通信フォト)
《国会議員がそこに立っちゃダメだろ》天皇皇后両陛下「モンゴルご訪問」渦中に河野太郎氏があり得ない行動を連発 雅子さまに向けてフラッシュライトも
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、経世論研究所の三橋貴明所長(時事通信フォト)
参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》
NEWSポストセブン
かりゆしウェアをお召しになる愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《那須ご静養で再び》愛子さま、ブルーのかりゆしワンピースで見せた透明感 沖縄でお召しになった時との共通点 
NEWSポストセブン