【ケースその3】考え方や感覚が違う人をあしらう
未知のウイルスによってもたらされた未経験の状況に置かれて、誰もが暗中模索を続けています。どこまで気を付けるか、何を大切にするか、政府の方針にどこまで従うか……。そこには「正解」も「間違い」もないし、もちろん「優劣」もありません。
ただ、人間はちょっと気を抜くと、安心できる「正解」を求めようとしたり、自分と考え方や感覚が違う人を批判したくなったりする生き物。「なんだそれ」と感じる発言や行動があっても、相手が悪いわけではないし自分が賢いわけでもありません。相手に対しても自分に対しても、全力で「あしらう」という姿勢が大切です。
「ま、人それぞれだよね」(自分自身に言い聞かせて違和感をスルーする)
「お互いに気を付けたいですね」(極端に用心深い人や極端に不用心な人に)
「コロナってつくづく厄介だよね」(誰かに対しても自分に対しても使える)
たいへんな状況ではありますが、不安の渦に巻き込まれてしまうと、感染した人をバッシングしたり東京差別や地方差別をしたり、他人の行動や政府に対して手当たり次第に文句を付けたりする「みっともないこと」をやってしまいかねません。それを予防するためにも、せっせと「あしらう力」を鍛えましょう。
もし、この記事を読んで「何をノンキなことを言ってるんだ!」と腹が立った方がいらっしゃったら、とくに強くおススメします。ま、人それぞれだし、お互いに気を付けたいし、コロナってつくづく厄介ですよね。