今年新加入の2選手も、メジャー成績は下降線を辿っている。スモークは4年前の2017年に2割7分、38本塁打、90打点をマークしたが、昨年は1割7分6厘、5本塁打、15打点と芳しくなかった。テームズも一昨年は2割4分7厘、25本塁打、61打点だったが、昨年は2割3厘、3本塁打、12打点に留まっている。
「年齢的にも34歳とピークは過ぎている。シーズンの中盤には梶谷が6番を打って、坂本3番、丸が5番で、松原が昨年と同様に2番を務めていることも十分にあり得る。巨人の新外国人は本当に未知数。ある程度計算の立つウィーラーを残留させたのも、そのためでしょう。原監督も、活躍すれば儲け物くらいの考えかもしれません。実際、去年の松原はパーラに勝ったわけです。今年も必ずチャンスがやってきますから、若手は大型補強にめげることはありません」
“純巨人の外国人打者”であるスモーク、テームズはどうなるか。