インディアンスといえば、先月のM-1グランプリ2020で敗者復活戦を勝ち上がり、決勝へと進出したことも話題を呼んだ。現在のM-1の敗者復活戦は視聴者による投票で勝者が選出されるため、彼らの漫才が視聴者の支持を直接的に得て決勝戦に挑んだと言える。
これまでのM-1敗者復活戦の勝者を振り返ってみると、ほぼ全てのお笑いコンビがその後華々しく活躍している。決勝戦でそのまま優勝したサンドウィッチマンやトレンディエンジェルはもちろんだが、他にもスピードワゴンや千鳥、オードリー、近年ではミキや和牛など、人気と実力を兼ね揃えたお笑いコンビばかりだ。
M-1決勝で“元ヤン”を題材にしたテンポの良い漫才を披露したインディアンスも、今後の活躍に大きな期待が寄せられる。その鍵は、ツッコミ・きむの“熱血キャラ全開”にあるかもしれない。
◆取材・文/細田成嗣(HEW)