「JBCのやっていることは卑怯」とバッサリ(日本ボクシング連盟第12代目会長山根明氏)
井岡が、「(タトゥーを入れたままだと)日本で戦えないなら海外で日の丸を背負ってやる」とコメントしていることについて山根氏は、「ええこと言うな~、日の丸を背負うやて。嬉しいな。日本国の誇りをもって世界で戦う。ええやないですか。海外でやればいいですよ。引退することはない。あれだけの選手や、もったいない。海外から見返してやればいい」と賛同し、こう付け加えた。
「ただ、JBCから処分を受けて、そのまま海外でやると悪者で終わってしまう。しっかりと白黒をつけて、JBCには男らしく頭を下げてもらいたい。そして、できればこれまで通り日本のリングに上げてやりたい。
ルールは守らなアカン。しかし、一度OKが出た後に、やっぱりルール違反だと処分されるなんて、無茶な話はない。いい試合だっただけに、場外で騒動になっているのが残念でならん」
山根氏の言うように、処分の前提として「何があったのか」「誰に責任があるのか」をきちんと調査・公表することは必要だし、その後には「今後はどうするか」を広く議論する必要もあるだろう。