スポーツ

5年ぶり全日本制覇の石川佳純 “かすみん”努力の軌跡を振り返る

 1月17日に開催された「全日本卓球選手権大会」で石川佳純選手(27才)が、5年ぶり5度目の優勝を果たした。順調な卓球人生を歩んでいるように見える彼女。だが、昨年は「もう無理なんじゃないのか」と心が折れそうになる苦しい一年だったという。多くの卓球ファンを涙させた、かすみんの努力の軌跡を振り返る。

小学6年生で全日本選手権に初出場。見事3回戦に進出し、「愛ちゃん2世」として大きな話題に(時事通信フォト)

小学6年生で全日本選手権に初出場。見事3回戦に進出し、「愛ちゃん2世」として大きな話題に(時事通信フォト)

中学2年生で出場した全日本選手権で準々決勝に勝利。史上最年少ベスト4入りの快挙!(時事通信フォト)

中学2年生で出場した全日本選手権で準々決勝に勝利。史上最年少ベスト4入りの快挙!(時事通信フォト)

2008年、全日本選手権準決勝で破れ、空を見上げる。惜しくも決勝進出は逃すことに(時事通信フォト)

2008年、全日本選手権準決勝で破れ、空を見上げる。惜しくも決勝進出は逃すことに(時事通信フォト)

2011年、ついに全日本選手権初優勝。ここから“かすみん快進撃”が始まる(時事通信フォト)

2011年、ついに全日本選手権初優勝。ここから“かすみん快進撃”が始まる(時事通信フォト)

2014年、20才で2度目の全日本優勝。インタビューで涙を見せるかすみん(時事通信フォト)

2014年、20才で2度目の全日本優勝。インタビューで涙を見せるかすみん(時事通信フォト)

2016年、福原愛さん(32才)、伊藤美誠選手(20才)と出場したリオ五輪で、団体3位に輝く。表彰式では「かすみんスマイル」がキラリ(時事通信フォト)

2016年、福原愛さん(32才)、伊藤美誠選手(20才)と出場したリオ五輪で、団体3位に輝く。表彰式では「かすみんスマイル」がキラリ(時事通信フォト)

寝具の「エアウィーヴ」の新商品発表会での一幕。エレガントな赤いドレスに身を包み、すっかり「大人のおねえさん」に(撮影/矢口和也)

寝具の「エアウィーヴ」の新商品発表会での一幕。エレガントな赤いドレスに身を包み、すっかり「大人のおねえさん」に(撮影/矢口和也)

(時事通信フォト)

全日本卓球選手権大会で大きくポーズする石川選手(時事通信フォト)

 見事に優勝を果たし、大きくガッツポーズ。近年は、決勝で戦った伊藤美誠選手(20才)、早田ひな選手(20才)など若手の活躍が目立ち、「もう無理なんじゃないかと思ったし、周りから言われることもいっぱいあった」という。そんな“限界説”を乗り越えて、女王の座に返り咲いた彼女の目には、思わず涙があふれていた。

安堵の笑顔か(時事通信フォト)

安堵の笑顔か(時事通信フォト)

 試合を終え、笑顔を見せるかすみん。同日に更新したインスタグラムでは「諦めない事の大切さ、続ける事の大切さを改めて卓球から教わりました。今日は、最後まで頑張った自分を褒めたいと思います」と記した。

※女性セブン2021年2月4日号

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン