2月中旬、仕事に駆け回る売れっ子俳優・古田新太(55才)の姿をキャッチした。同じ日、自ら「古田新太のファッション、ヘドが出る。アイツのキャップとかアウターとか気持ち悪いって、すごい叩かれるんだよな」と、笑いながら明かしていた古田。この日のファッションは、ヒョウ柄のジャケットに真っ赤なスニーカー、スカル(がい骨)柄のマスクにサングラスと、超ド派手で個性的。まさにオンリーワンなファッションだったが、それが古田らしい。
古田は、ファッションセンスが他人からいじられることも「全く気にしない。俺がかわいいと思っているから、それでいいやって思って買うの」と豪快に笑い飛ばしている。ベテラン女性スタイリストが語る。
「そもそも服は、その人が着たいものを着る。それで気分が上がったり、楽しくなれたりする。ファッションは、その人の表現です。古田さんが他人の意見を気にせずファッションを楽しんでいるのは素敵なセンス、素敵な生き方だと思います」
この夜の私服も、髑髏(ドクロ)がポイントの「仲良しの(友人の)ブランド」と明かした。一見いかつそうなヒョウ柄ジャケットも、よく見ると左胸にはベティちゃんのワッペンが付いている。「かわいさ」のこだわりが垣間見えた。
我が道を行く古田は、2月6日放送のTBS系『人生最高レストラン』(土曜午後11時30分)にゲスト出演した際に「携帯電話を持ってないです。テレカ(テレフォンカード)はいっぱい持ってます」と告白。驚く出演者たちに「あまり縛られていない(生き方)。ナチュラルボーン、生まれたままの人でいきたい」とにんまり答えていた。
古田の知人は、「たしかに四六時中酔っ払っているし、浮世離れしたライフスタイルです。でも、だからこそ女性にもモテモテなんです。個性が確立されていて、仕事でもプライベートでも心から楽しく生きているから、惚れられるんだと思いますよ」と話した。