さぁ1月29日から2月14日、公演開始かと思ったら、50%までしか席は売っていないのですぐに完売し、連日問い合わせが続く千秋楽の前日“爆笑問題”登場の回。ガーン「爆笑問題田中裕二、脳梗塞!」果してどうなるのか。パニック。
ここで私が男気、「オレが太田とやる」このひと言で業界騒然。太田と高田の“爆笑大問題”が誕生したのです。太田が楽屋へ入る直前、私がペラ1枚の台本を書いて1回だけふたりで打ち合わせ。高座へ出ていきゃなんとかなるのが“東京最強漫才”です。日芸の表口と裏口、呼吸もピッタリ。御機嫌になった太田、私に「今年M-1出ましょうよ」。この話をきいたM-1審査員のナイツ、サンド「優勝。誰も何も言えねぇわ」。
イラスト/佐野文二郎
※週刊ポスト2021年3月12日号