サンドは多くのファンから愛されている
今年の3月11日も被災地を訪れ、夜には帰京し深夜のラジオ番組に生出演。通常の「ナインティナインのオールナイトニッポン」の放送枠を、先輩お笑いコンビから一晩だけ譲り受けた。東日本大震災10年の特別編成として「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」を放送。この10年間の復興や支援について語ったのだった。
震災で自らの生死の境目を体験した伊達みきお(46才)はインタビューの中で、「現在の東北を見てもらうことで、復興した場所、まだまだ時間がかかる場所があることも分かってもらえると思う、聖火リレーを通して、新しい東北の形を発信していきたい」と語っていた。
新型コロナへの不安の中で東京五輪開催には否定的な意見が多いが、そんな中でも意志を持って走る2人の姿が、世論に何らかの変化を起こすかもしれない。