▼スクロールで次の画像

石原良純氏が東北の4つの酒蔵を訪問、それぞれの10年間と今を追う

石原良純氏が東北の4つの酒蔵を訪問、それぞれの10年間と今を追う

創業の地で復興(手前白と黒の建物)。目の前を名取川が流れ、河口の先に太平洋が広がる

創業の地で復興(手前白と黒の建物)。目の前を名取川が流れ、河口の先に太平洋が広がる

仮設蔵では閖上の新蔵で使うことを前提に設備、機材を設計し、実際それらを持ち帰った

仮設蔵では閖上の新蔵で使うことを前提に設備、機材を設計し、実際それらを持ち帰った

蔵に入るにはエアシャワーを浴びる。温度管理を徹底し、通年で酒が造れるようになった

蔵に入るにはエアシャワーを浴びる。温度管理を徹底し、通年で酒が造れるようになった

イタリアンレッドが目を引く伊製瓶詰め機。ワインボトル用を酒瓶用に調整してもらった

イタリアンレッドが目を引く伊製瓶詰め機。ワインボトル用を酒瓶用に調整してもらった

銘柄の名前が示すように造る酒は「海の町の酒」。浜に上がる海産物との相性を考えている

銘柄の名前が示すように造る酒は「海の町の酒」。浜に上がる海産物との相性を考えている

男山本店4代目の菅原昭彦さん。気仙沼復興の街作りの中心人物としても活躍している

男山本店4代目の菅原昭彦さん。気仙沼復興の街作りの中心人物としても活躍している

昭和5年(1930年)竣工の本社兼店舗は津波で1~2階が流され、3階が真下に落ちた

昭和5年(1930年)竣工の本社兼店舗は津波で1~2階が流され、3階が真下に落ちた

本社兼店舗が建つ「内湾地区」の人たちは過去の経験から高台に逃げた

本社兼店舗が建つ「内湾地区」の人たちは過去の経験から高台に逃げた

10年前のあの日も醪(もろみ)は発酵を続けていた。「電源の確保が急務だった」と菅原さん

10年前のあの日も醪(もろみ)は発酵を続けていた。「電源の確保が急務だった」と菅原さん

明治三陸地震(明治29年=1896年)の津波被害を免れた場所に蔵は建てられている

明治三陸地震(明治29年=1896年)の津波被害を免れた場所に蔵は建てられている

復元された店舗の試飲用サーバー。自動で酒が出てくる

復元された店舗の試飲用サーバー。自動で酒が出てくる

津波で引きちぎられ歪んだ社名のプレート。旧社屋から10km離れた場所で見つかった。横は支柱に引っかかっていた樽

津波で引きちぎられ歪んだ社名のプレート。旧社屋から10km離れた場所で見つかった。横は支柱に引っかかっていた樽

津波で全てが破壊された中、番号「一番」の樽が支柱に引っ掛かっていた(写真/共同通信)

津波で全てが破壊された中、番号「一番」の樽が支柱に引っ掛かっていた(写真/共同通信)

陸前高田のかつて本社があった場所。土地の嵩上げがされたが、周囲に建物はほとんどない

陸前高田のかつて本社があった場所。土地の嵩上げがされたが、周囲に建物はほとんどない

ここ(釜場)はステンレスだが、麹室などは「麹菌のために」との蔵人の主張で木製を多用

ここ(釜場)はステンレスだが、麹室などは「麹菌のために」との蔵人の主張で木製を多用

旧工場のタンク200本が流され、多くは海に流されたのか瓦礫集積場で見つからなかった

旧工場のタンク200本が流され、多くは海に流されたのか瓦礫集積場で見つからなかった

日本酒を楽しむ石原良純氏

日本酒を楽しむ石原良純氏

社長兼杜氏の健弥さんと会長の実娘・真奈さん。大学時代の同級生。「蔵元バー」の前で

社長兼杜氏の健弥さんと会長の実娘・真奈さん。大学時代の同級生。「蔵元バー」の前で

蔵の周りは自社田などの田。酒米作りから醸造まで自前で行ない、造るのは全量純米酒

蔵の周りは自社田などの田。酒米作りから醸造まで自前で行ない、造るのは全量純米酒

「無我夢中の10年だった。でも通過点にすぎない」と健弥さん

「無我夢中の10年だった。でも通過点にすぎない」と健弥さん

蔵元バーの2階はさまざまな会合に使えるフリースペース

蔵元バーの2階はさまざまな会合に使えるフリースペース

「文系でした」と語る健弥さんは婿入り後、一から理詰めで酒造りを学んだ

「文系でした」と語る健弥さんは婿入り後、一から理詰めで酒造りを学んだ

「蔵元バーでお酒を楽しんで、日本酒を好きになってもらいたい」と真奈さん

「蔵元バーでお酒を楽しんで、日本酒を好きになってもらいたい」と真奈さん

関連記事

トピックス

優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)
《“大谷翔平アンチ”が振り返る今シーズン》「日本人投手には贔屓しろよ!と…」“HR数×1kmマラソン”岩田ゆうたさん、合計2113km走覇で決断した「とんでもない新ルール」
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン