芸能

高嶋ちさ子が最近、夫に「鼻につく!」と思ったこと

高嶋家の日常はコメディのようという。

高嶋家の日常はコメディのようという。

「『こんなくだらないコメディみたいな本が売れる世の中ってどうなんだろう』って夫はまた辛辣なことを言っています」と苦笑するのは、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子。

 テレビのバラエティ番組やコンサートのトークでも、裏表のないストレートな発言が人気の高嶋。彼女が生まれ育った高嶋家では、ダウン症の姉にも「オチのないトークは容赦なくダメ出しされる」など“弱肉強食ルール”があったり、子供時代から「デビル」と呼ばれたちさ子以上に強烈な母と祖母、それに対抗する父の(時に大人げない・・・?)バトルがあったり。この家族にしてちさ子あり!と納得してしまう痛快な本音でぶつかり合ってきた。

 さらに、“品のいい猫みたい”だった夫が、高嶋家と接するようになって、「タブーに踏み込むと、笑いがとれることがわかってあえてチャレンジ」というから、「仁義ある戦い」はさらにヒートアップ。プチ反抗期の長男と次男も加わった高嶋ちさ子の“わが家”の日々は、リアルなのに笑ってほろりとさせられるコメディのようだ。

高嶋家ファミリーショット

毒舌は4年前に亡くなった母譲り。父は現在、ダウン症の姉と暮らす。そして年子の兄。

 そんな家族について高嶋が初めて綴ったエッセイ『ダーリンの進化論 わが家の仁義ある戦い』(小学館)が今年1月に発売され、増刷を重ねている。『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)で高嶋と共演するサバンナの高橋茂雄が「驚きと笑劇のホームドラマ!そして破天荒ファミリーが大好きになりました!!」と推薦コメントを寄せてくれた。

「高橋さんに、『お忙しいのに読んでくれてありがとうございます』と言ったら、『いや、ほんとにおもしろかったですよ。あっという間に読めちゃった』って。皆さん、『あっという間に読めた』と言ってくださるので、そのわりには税込1650円て高いのかな?ってちょっと心配になってます」

 そんな高嶋の心配をよそに、ママ友の木佐彩子や中山秀征の妻・白城あやか(元宝塚歌劇団)たちも買って読んでくれているという。「普通そういうのって“義理で買うけど積ん読”ってタイプが多いと思うんですけど、みんなけっこう細部に渡り読んでくれていてすごく感謝しています」(高嶋)

 1997年から続く人気コンサートシリーズ『めざましクラシックス』を高嶋と共同プロデュースするフジテレビの軽部真一アナウンサーは、「家族以外で本の中に名前が出ていたのは僕の他ほとんどいなかったので、めちゃくちゃうれしかった」と喜んでいるという。

「宮根(誠司)さんも『めちゃくちゃおもしろかった』と言ってくださって。安住(紳一郎)さんなんて『泣いた』って言ってたし、皆誠実だなって。自分の不誠実と比べると胸が痛いです。今後、人の本もちゃんと読もうと思います」(高嶋)

関連キーワード

関連記事

トピックス

中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
愛子さま、初の単独公務は『源氏物語』の特別展 「造詣が深く鋭い質問もありドキっとしました」と担当者も驚き
愛子さま、初の単独公務は『源氏物語』の特別展 「造詣が深く鋭い質問もありドキっとしました」と担当者も驚き
女性セブン
“くわまん”こと桑野信義さん
《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
報道陣の問いかけには無言を貫いた水原被告(時事通信フォト)
《2021年に悪事が集中》水原一平「大谷翔平が大幅昇給したタイミングで“闇堕ち”」の新疑惑 エンゼルス入団当初から狙っていた「相棒のドル箱口座」
NEWSポストセブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン
稽古まわし姿で土俵に上がる宮城野親方(時事通信フォト)
尾車親方の“電撃退職”で“元横綱・白鵬”宮城野親方の早期復帰が浮上 稽古まわし姿で土俵に立ち続けるその心中は
週刊ポスト
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト