高嶋ちさ子一覧

【高嶋ちさ子】に関するニュースを集めたページです。

店頭では入手困難な状態が続いている「ヤクルト1000」
大ヒット中の「ヤクルト1000」 ヤクルトレディの意見も商品開発に反映
 マツコ・デラックスや高嶋ちさ子など、芸能界でも愛飲家が増え、全国各地で売り切れが続出している機能性表示食品「ヤクルト1000」。ヤクルトの公式ホームページによれば、同商品は生きて腸内まで到達する「乳酸菌 シロタ株」が1本(100ml)に1000億個入っている。一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能があるという。 今回の大ヒット商品はいかにして生まれたのか。それは、ヤクルトという企業が持つ独自の土壌が大きく関連している。ヤクルトの設立は1930年、微生物学者の代田稔博士が、シロタ株の強化・培養に成功したことがきっかけだった。元ヤクルト本社広告部長でコンサルティング会社代表の平野淳氏が語る。「代田博士はこの乳酸菌で、予防医学に基づく社会貢献をしたいとの思いで販売を始めました。『健康は人類の普遍的価値だ』という代田博士の理念は今でも脈々と受け継がれている。ヤクルトは単なる飲料メーカーではなく、人々の健康を第一に考えた『菌を提供している』会社なのが他社と違うところです」 ただ半世紀以上にわたる社史のなかには、順風満帆ではない時期もあった。『経済界』編集局長の関慎夫氏が語る。「ヤクルトは1970~1980年代は売り上げが落ち込んでいましたが、それでも利益主義に走ることはなく、牛乳と同等の栄養価があることをコンセプトにした『ジョア』などの新商品を開発・ヒットさせてきました。“みんなを健康にしたい”との思いは決して変わらない点がヤクルトの凄さです」 そうした長年に及ぶ健康第一の精神が結実したのが、「ヤクルト1000」だった。平野氏が語る。「ヤクルトは現在も新たな菌探しを続ける一方で、シロタ株に新たな可能性がないか研究を続けることも大切にしています。もともと持っていた整腸機能に加え、睡眠の質の向上やストレス緩和という新たな機能を発見できたのは、徹底したシロタ株研究の賜物でしょう。そのなかで生まれた『ヤクルト1000』は“究極のヤクルト”と言えます」 ヤクルト本社開発部・主事の渡邉治氏は、開発の舞台裏について、〈高菌数、高密度化の実現には、菌を増やす培養技術や原料の選定、また、風味を損なう酸が出すぎないように高菌数を維持するといった課題まで、一つひとつを乗り越える必要がありました。まさに『ヤクルト』を80年以上作り続けてきたノウハウが詰まった1本です〉(『日経XTREND SPECIAL』) と語っている。また各地にいるスタッフが顧客に商品を届ける「ヤクルトレディ」は、商品開発にとっても大きな存在だという。「お客さまと顔を合わせてヤクルトの機能を紹介するなどの話をし、毎日継続して飲んでもらうこともヤクルトレディの役割です。そうしてお客さまからの様々な意見を聞いているヤクルトレディと研究者が直接話し合う機会がヤクルトにはあり、商品づくりに反映されています」(平野氏)※週刊ポスト2022年7月1日号
2022.06.21 07:00
週刊ポスト
店頭では入手困難な状態が続いている「ヤクルト1000」
大ブームで入手困難「ヤクルト1000」の凄さ 店頭販売用は7月を目途に増産予定
 物価高による家計の圧迫で財布の紐が固くなるなか、売り切れ続出の大ヒット商品がある。乳酸菌飲料「ヤクルト1000」シリーズだ。同商品の売れ行きは絶好調で、店頭では入手困難な状態が続いている。ヤクルト本社広報担当者が語る。「おかげさまで宅配用の『Yakult1000』は、1日あたり114万7000本(2021年4月~2022年3月)売れています。店頭販売用の『Y1000』も1日あたり20万本の販売数計画を4割程度上回って推移しました」 現在、「ヤクルト1000」シリーズは、宅配用の「Yakult1000」(100ml・130円)と、コンビニなど店頭販売用の「Y1000」(110ml・150円)の2タイプが販売される。容量と形は異なるものの、中身はまったく同じだ。それぞれ1本130円、150円と決して安くはない価格設定だが、なぜそこまで売れているのか。 大きな理由のひとつは、「睡眠改善」である。SNSでは、〈深い眠りにつける〉〈スッと寝られる〉との称賛が相次ぎ、タレントのマツコ・デラックスやバイオリニストの高嶋ちさ子なども、同商品を飲んで寝つきが良くなったと明かし、芸能界でも話題になっている。 公式ホームページによれば、機能性表示食品「ヤクルト1000」は、生きて腸内まで到達する「乳酸菌 シロタ株」が1000億個入った乳製品乳酸菌飲料。〈一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能があります〉と記されている。 睡眠改善の秘訣は、その「シロタ株」の数と密度にある。福岡天神内視鏡クリニック院長の秋山祖久医師が語る。「シロタ株は微生物学者の代田稔博士が見つけた乳酸菌の一種です。この菌を高菌数・高密度にすると、体内の神経系に作用し、睡眠の質を高める効果がヤクルトの研究などで認められています。 最も一般的で廉価な『Newヤクルト』は、1本(65ml)に含まれるシロタ株の数は200億個ほどですが、『ヤクルト1000』は1本に1000億個ほど。高密度の飲料を開発したことが、ヤクルトの優れた点です」 前出のヤクルト本社広報担当者もこう語る。「シロタ株の基礎研究が進むなかで、高密度にすることで神経系に作用することが明らかになった際に、その作用をお客さまへメリットとして具現化できる機能は何だろうと考えました。結果行き着いたのが、ストレスや睡眠です。そこでさらに検証を行なうと、それらに対する効果があることが確認できました」 実際にヤクルトが学生140人などを対象に行なった臨床実験では、「ヤクルト1000」を毎日飲んだグループは睡眠中に脳波が良好な状態を保ち、熟眠度が向上。また、起床時の眠気を示すスコアも改善され、スッキリとした目覚めに変化していた。ストレス緩和機能も確認された。子供の飲み物との印象があるヤクルトだが、「最近よく眠れない」という中高年にも効果が期待できそうだ。1日1本で良い 懸命の企業努力の末に商品化された「ヤクルト1000」の実力は、睡眠の改善やストレスの緩和にとどまらない。秋山医師が語る。「そもそもシロタ株を含む乳酸菌は、腸内環境を改善する善玉菌で、病原菌の生育を抑えたり、腸内環境を悪化させる悪玉菌がすみにくい環境をつくったりする効果があります。また、乳酸菌のなかでもシロタ株は胃酸に強く、生きた状態で腸に届くので、腸内で数多く増殖します。すると下痢や便秘、肌荒れの改善効果も期待できます」 がん死亡者の男性3位、女性1位である大腸がんの予防も期待できる。「シロタ株は乳酸菌のなかで唯一、大腸ポリープを予防する効果が実証されています。ポリープを予防すれば、大腸がんの発生を抑えることができる。これはシロタ株の大きな利点です」(秋山医師) このように様々な機能があるシロタ株の効果を最大限に得るには、適切な飲み方が重要となる。テレビのバラエティ番組でマツコ・デラックスが「念のために2本飲んでいる」と明かすと、SNSでは、飲む本数について様々な意見が飛び交った。ヤクルト本社は「1日1本」を目安としているが、秋山医師はさらにこんな注意点を挙げる。「現在、『ヤクルト1000』が売り切れ状態なので、従来の商品を数本飲むことで同様の効果を得ようとしている人がいます。しかし、『ヤクルト1000』が神経系に作用するのは、あくまで高濃度に“圧縮”された状態で飲むからです。シロタ株を1000億個摂取するために、普通のヤクルトを5本飲んでも同じ効果はありません。 また飲む時間帯についても、シロタ株は胃酸に負けない菌なので食後に飲む必要はなく、食前、食中、食後のどのタイミングで飲んでも構いません」 シロタ株の効果がより発揮される組み合わせもある。「ビフィズス菌も併せて摂取するとより効果があるでしょう。乳酸菌のシロタ株が主に小腸で働くのに対し、ビフィズス菌は主に大腸で働きます。ビフィズス菌が産生する酢酸には強力な殺菌作用があるため、併せて飲めば腸内が善玉菌優位となり、シロタ株の整腸作用を強力に後押しします」(秋山医師) ヤクルトの公式ホームページでもシロタ株を含む「ヤクルト」とビフィズス菌を含む飲料である「ミルミル」との「ダブル飲用」が推奨されている。なお、品切れで手に入りにくい状態については、「店頭販売用は7月を目途に増産予定で、宅配用も安定供給に向けて生産体制の検討を進めます」(前出・ヤクルト本社広報担当者) とのこと。話題の一本で安眠を手に入れられれば、夏も元気に乗り切れそうだ。※週刊ポスト2022年7月1日号
2022.06.20 16:00
週刊ポスト
MISIA、浅田美代子、hitomiも!今芸能人に「かぶっちゃった」頻発の最注目ブランドとは?
MISIA、浅田美代子、hitomiも!今芸能人に「かぶっちゃった」頻発の最注目ブランドとは?
 最近、芸能人の間で人気を呼んでいるブランドがある。『sacai』(サカイ)というブランドで、テレビ番組などで「かぶっちゃった」事態が頻発している。事情に詳しい放送作家でコラムニストの山田美保子さんが解説する。 * * *『女性セブン』本誌グラビアの「かぶっちゃった」。異なるイベントに登壇した女性芸能人の衣装が「かぶる」=偶然、同じブランドの同じデザイン・型のドレスや靴になってしまった写真を並べた人気企画だ。 が、テレビ番組での「かぶっちゃった」は、なかなか取り上げられないもの。収録スタジオ内にカメラマンや記者が常に入れるとは限らないからである。阿部千登勢氏が代表を務めるブランド『sacai』とは? そんなテレビ番組で、この半年ほど、異常な頻度で「かぶっちゃった」服がある。デザイナーの阿部千登勢氏が代表を務める『sacai』(サカイ)という日本のブランドだ。ブランドコンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。ベーシックなアイテムにエレガントな要素や細部に“ひねり”を加えることで優雅なニュースタンダードを表現するブランドとしてオシャレな芸能人に愛されてきた。有名ブランドのコラボも毎回注目を集め、阿部氏の『sacai』と仕事をしたいとラブコールを送る世界的デザイナーも後を絶たない。 女性芸能人で、長きにわたり『sacai』の服を着ているのは浅田美代子。私服のセンスが抜群で、テレビ出演やイベントに登壇する際も自前で、ファッション雑誌にコーディネートの連載をもっていたこともある。同年代の作家、林真理子氏から“おしゃれBOOK”の出版を薦められているほどのオシャレ人間の御指名ブランドの一つが『sacai』なのである。 昨年9月、樹木希林さんとの交流を綴り、ベストセラーになった『ひとりじめ』を上梓した際に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した浅田が着ていたのも『sacai』のワンピースだった。 同番組はホステスの黒柳徹子が常に華やかな装いなので、ゲストの多くは「オシャレをしていかなければ」と思うことだろう。加えて、浅田のように“同業者で後輩”であれば、「かぶる」のは最大のNG。とはいえ、個性をアピールするのは大事だし、何より、足元までテレビカメラに映される『徹子~』で、多くの女性芸能人は丈が長めの服(あるいは着物)を着てくるものである。 果たして浅田が選んだのが、『sacai』の真っ赤なワンピース。パッと見はシンプルだが、よく見ると、切り替えや装飾などが、「いかにも『sacai』」というものだった。MISIAも驚いて浅田に連絡。その1か月後には… 驚いたのは、その数日後、『週刊さんまとマツコ』(TBS系)に出演したMISIAが浅田と同じ『sacai』のワンピースを着ていたことである。 プライベートでも仲が良く、国内外のボランティア活動や動物の保護活動でも組んでいる二人だけに、「お揃いで買ったのか」、あるいは「美代子さんの服を借りて出演したのか」と勘ぐってしまった私。 あまりにも気になったので浅田本人に確かめたところ、「偶然だった」と。「かぶっちゃった」MISIAからも驚いて浅田に連絡が入ったそうだ。 それから、1ヶ月半ほどが経った昨年末だった。『爆笑!ターンテーブル』(TBS系)で『LOVE 2000』の替え歌『LOVE 2021』で「トム・ブラウン」や「天竺鼠」川原克己らとコラボしたhitomiも浅田やMISIAと同じ真っ赤な『sacai』のワンピースで登場したのである。本当に驚いた。 ちなみに『sacai』の服は、春夏物のブラウスなら3万円台からあるし、素材にもよるが、ワンピースでも10万円以内で買うことができる。「自前」だったとしても、芸能人なら、それほど懐は痛まないだろう。 何よりテレビ映えするし、着ていれば「オシャレな人」と思われることは確実。プライベートでも着られるようなアイテムばかりなので、これは“お買い得”と言ってもいいのかもしれない。高嶋ちさ子、清水ミチコも 女優や歌姫だけではない。オシャレのモットーを「3色以上、使わない」としている高嶋ちさ子が『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)で、「いかにも『sacai』」というべき、青と白のデザインニットと脚が隠れるスカートのセットアップで出演しているのも見た。そういえば『sacai』の服の多くは使用している色が「3色以下」だ。 今年になってからは清水ミチコが『ボクらの時代』(フジテレビ系)で高嶋ちさ子の装いと「かぶる」服で登場していたのも見た。『ザワつく~』も『ボクら~』も、『徹子~』のように長時間、全身が映る人気番組。レディースの場合、ロングのボトムスが多い『sacai』は好都合なのだろう。 清水ミチコといえば、昨年11月、「第13回 伊丹十三賞」の贈賞式に登壇した際にも、『sacai』のトップスだった。こちらは3色以上、使われている華やかなモノで、肩にツイードの切り替えがある、これまた、いかにも『sacai』と言うべきデザインだった。恥ずかしながら、テレビ出演の際は100%自前の筆者も同じモノを持っている。 実はこのトップス。『バイキングMORE』(フジテレビ系)で着ていたら、オシャレで知られる「おぎやはぎ」の小木博明から「すごくオシャレ」と褒められた。 メンズも人気な『sacai』の服。この先も「かぶっちゃった」場面が数多く見られることと思う。◆山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
2022.03.05 07:00
NEWSポストセブン
高嶋家の日常はコメディのようという。
高嶋ちさ子が最近、夫に「鼻につく!」と思ったこと
「『こんなくだらないコメディみたいな本が売れる世の中ってどうなんだろう』って夫はまた辛辣なことを言っています」と苦笑するのは、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子。 テレビのバラエティ番組やコンサートのトークでも、裏表のないストレートな発言が人気の高嶋。彼女が生まれ育った高嶋家では、ダウン症の姉にも「オチのないトークは容赦なくダメ出しされる」など“弱肉強食ルール”があったり、子供時代から「デビル」と呼ばれたちさ子以上に強烈な母と祖母、それに対抗する父の(時に大人げない・・・?)バトルがあったり。この家族にしてちさ子あり!と納得してしまう痛快な本音でぶつかり合ってきた。 さらに、“品のいい猫みたい”だった夫が、高嶋家と接するようになって、「タブーに踏み込むと、笑いがとれることがわかってあえてチャレンジ」というから、「仁義ある戦い」はさらにヒートアップ。プチ反抗期の長男と次男も加わった高嶋ちさ子の“わが家”の日々は、リアルなのに笑ってほろりとさせられるコメディのようだ。 そんな家族について高嶋が初めて綴ったエッセイ『ダーリンの進化論 わが家の仁義ある戦い』(小学館)が今年1月に発売され、増刷を重ねている。『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)で高嶋と共演するサバンナの高橋茂雄が「驚きと笑劇のホームドラマ!そして破天荒ファミリーが大好きになりました!!」と推薦コメントを寄せてくれた。「高橋さんに、『お忙しいのに読んでくれてありがとうございます』と言ったら、『いや、ほんとにおもしろかったですよ。あっという間に読めちゃった』って。皆さん、『あっという間に読めた』と言ってくださるので、そのわりには税込1650円て高いのかな?ってちょっと心配になってます」 そんな高嶋の心配をよそに、ママ友の木佐彩子や中山秀征の妻・白城あやか(元宝塚歌劇団)たちも買って読んでくれているという。「普通そういうのって“義理で買うけど積ん読”ってタイプが多いと思うんですけど、みんなけっこう細部に渡り読んでくれていてすごく感謝しています」(高嶋) 1997年から続く人気コンサートシリーズ『めざましクラシックス』を高嶋と共同プロデュースするフジテレビの軽部真一アナウンサーは、「家族以外で本の中に名前が出ていたのは僕の他ほとんどいなかったので、めちゃくちゃうれしかった」と喜んでいるという。「宮根(誠司)さんも『めちゃくちゃおもしろかった』と言ってくださって。安住(紳一郎)さんなんて『泣いた』って言ってたし、皆誠実だなって。自分の不誠実と比べると胸が痛いです。今後、人の本もちゃんと読もうと思います」(高嶋) 本書でも登場する<究極のかまってちゃん>である86才の父は、「自宅近くの書店に通っていて、『ちさ子の本が平置きになっていたよ』って毎日のように電話がかかってきます。『でもあそこの書店には1冊しか置いてなかった』ってブーブー文句言ったり。だから、『間違っても店員さんに、ちさ子の父だけどありがとうね! とか言わないでね』と言ってるんですが、『言うわけないだろう!』っていう反応がちょっと鈍いので、いささか心配なところがあります」(高嶋)“ダーリン”のその後の進化は・・・?「夫は本の校正を自分なりに手伝ったつもりが強いので、『俺は本の校正もできる!』って進化したつもりになってて鼻につきます」と高嶋。 子供のほうはめざましく“進化”しているようで、「長男(14才)は、アメリカ留学ですごい進化をして。受け身だった人生がすごく積極的になりました。自分でバレーボール部を作ったり、プレゼンテーションをやったり、今まででは信じられないような成長を遂げています。相変わらず『ママ、ママ!』と言ってくれてかわいい次男(11才)は、『反抗期になったら俺どうしよう?』て自分で言ってるのでちょっと意味がわからないです(笑い)」 昨年、原稿を書き始めた当初は、コロナウィルスの影響でコンサートも延期や中止になっていた。「自宅にいることが多かったので余裕かなと思っていたら、だんだん忙しくなって締切前はたいへんでした。この本が売れなかったらもう二度と書くもんか!と思っていたので、重版がどんどん決まって非常にうれしいです」と高嶋。 インスタグラムでも、「この本はちょっと立ち読みしたら、レジにそのまま持っていきたくなるパターンなやつ」「2時間スペシャルドラマになるんじゃないかしら?」「愛情の詰まった本で読んで泣いたり爆笑したり楽しさ一杯でした!」「もぉ~涙と笑いが止まらない一冊でしたよ~読み出すと止まらないから、絶対読んでほしい!!!」といった絶賛コメントが多く寄せられ、続編の期待も大きい。「知らない話がもっと聞きたいです、という声も多いので、私はどこまでプライベートをさらけ出せばいいのだろうかと悩んでいます」と高嶋は言うものの、「父で1冊、母で1冊、姉で5冊、さらに夫と子供達・・・まだまだ書けます」とネタが切れることはなさそう。
2021.04.29 16:00
NEWSポストセブン
怒った後に付け足す“愛の一言”は、「本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし」と話す高嶋ちさ子(撮影/加藤千絵)
高嶋ちさ子 バラエティでブレイクから20年、今も支持される理由
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、著書も話題を集めているヴァイオリニスト・高嶋ちさ子(52才)について。 * * * ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子著『ダーリンの進化論』が売れている。サブタイトルは「わが家の仁義ある戦い」、帯には「ぶつかりながらも本音で生きる家族はやっぱり楽しい!」とある。 私は彼女がバラエティ―番組に引っ張りだことなる“きっかけ”を作った『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)構成者の一人であり、近年は、彼女がレギュラー状態の『1周回って知らない話』(同)で頻繁に共演しているせいか、正直、知っているエピソードがたくさん載っていた。が、もちろん知らないこともあったし、事の真相がわかり「そうだったのか」と驚かされる箇所も数え切れないほどあった。『さんま御殿』がきっかけでブレイク 高嶋の『~御殿!!』初登場は20年以上も前。立ち上げ当初から関わるスタッフに確認したら、某制作マンのプッシュがあったとのこと。彼女がラジオやローカル局に出始めの頃だったと記憶する。彼女のトークセンスは当時から抜群で、起承転結がしっかりしていて、ちゃんとオチがあって、しかもコンパクトにまとめる天才だった。音楽留学中の話やキャラ立ちな家族の話が特に面白く、初登場ながら、番組を通じてもっともハネたトークに贈られる「踊るヒット賞」を獲得。以来、彼女は3回連続で同賞に輝いた。当時のスタッフ間の評価は「ものすごいのが現れた」「彼女はホントに頭がいい」。当然、『~御殿!!』への登場回数は激増したものだ。『1周回って知らない話』(同)では、レギュラー放送時こそ「高嶋ちさ子」の人となりを掘り下げる企画だったが、特番になってからは「高嶋ちさ子は今」というべき密着モノとなって久しい。「12人のヴァイオリニスト」のオーディションや過酷なメンバー入れ替え。舞台上で彼女たちがする自己紹介や私服への厳しいダメ出し(ちなみに高嶋自身のファッション・ポリシーは、着る服の色が3色以上にならないことだ)。母校・桐朋学園大学訪問、“キャラの濃い先輩”葉加瀬太郎や古澤巌との共演。最近では、父の弘之氏や姉の“みっちゃん”(未知子さん)にも出てもらっている。  その『1周回って~』初出演のとき、タレントとしてブレイクするきっかけは『~さんま御殿!!』だったというくだりになった。すると彼女は、真後ろのヒナ壇に座っていた私のほうを向き、こう言ったのである。「あのとき、なんで私だったんですか?」と。なぜ、自分がゲストとして呼ばれたのかという意味である。そんなことを聞かれるとは全く想定していなかったので上手に答えられなかったのだが、初登場回のオファー理由は前述の制作マンのプッシュはあれど、「高島(忠夫さん)ファミリーの親戚の美人ヴァイオリニスト」。いまとなっては、その血縁を知る人のほうが少ないだろう。 また、彼女からは「青学ですよね?」と突然話しかけられたこともある。私が初等部から青山学院に通っていたことをどこかで知ったのだろう。そこからはママ目線で「今、青学って…」と母校のあれこれを度々報告してくれた。強さと優しさの背景に姉“みっちゃん”の存在 よほど縁があるのか、父・弘之氏の魅力溢れるキャラクターが広まるきっかけとなった『ご参考までに。』(同)にも私は出演していた。福山雅治とバカリズムがタッグを組んだ日本テレビのドラマプロジェクトの企画を探る番組で、「ビートルズの日本での仕掛人」弘之氏がフューチャーされたのである。つまり、『ZIP!』内でオンエアされた“朝ドラ”は、『生田家の朝』ではなく、『高嶋家の朝』になっていたかもしれないのだ。いや、もしかしたら高嶋家をモデルにしたドラマ企画はもう既にどこかで立ち上がっているかもしれないとも思う。 そんな私は、姉“みっちゃん”について知ったのもかなり早かったと思う。まだ『~御殿!!』に頻繁に出てくれていた頃のこと。ある新聞のインタビュー記事で高嶋が「なぜ自分がこのような性格になったのか」について答えていたのだ。そこに出てきたのが「ダウン症の姉・みっちゃん」。全く知らなかったので驚くと同時に、彼女の言動の強さの傍らに間違いなく存在する優しさと正しさのルーツを“理解”できた。 ちなみに私が大好きな「みっちゃん」にまつわるエピソードは、みっちゃんを愛した母・薫子さんが亡くなったとき、御家族で「いちばん好きだった“みっちゃん”を棺に入れてあげよう」という話になり、みっちゃんが「それはイヤだ」と拒んだと……。『~御殿!!』初登場から20余年。言動が炎上したこともあれば、本業を脅かしてしまいかねない“イメージ”が独り歩きしてしまい、それを誰よりも素早く察知した高嶋本人がバラエティ番組からのオファーを断り続けていた時期もある。多忙で子供と過ごす時間がなくなったことからSNSで「このままだと息子に干されそう」と明かし、しばらく彼女をテレビでは見られなくなるのかと心配したことも記憶に新しい。本当に頭のいい人なので、自分を客観視することもできている。そして何でも素早く決断するのである。それも決して「計算」ではない。もしも彼女が「計算高い」人だったなら、それはすぐに視聴者の皆さんにバレてしまう。彼女が20年以上も人気者で居続けられるワケは、これに尽きるだろう。『ザワつく!金曜日』では一茂&良純の手綱を握っている 2018年10月、彼女は新たに『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)のレギュラーに就いた。この半年ほどは週間視聴率ランキングの上位に入るほどの人気トークバラエティ。高嶋家同様、ファミリーの顔ぶれが濃い長嶋一茂と石原良純との冠番組で、3人の自由奔放かつ芯を食った発言が視聴者の心を捉えて離さない。 業界的には、司会進行を務めるサバンナの高橋茂雄が「猛獣使い」として高く評価されている。が、私は、紅一点の高嶋がセンターに座っていることで、金曜夜6時45分という時間帯にあって女性視聴者の多くが、「私たちが見ていい番組」とチャンネルを合わせているのではないかと思っている。これはかなり重要なポイントだ。高嶋は子育て世代の女性にも人気があるが、それより上の年代からも人気が高い。その人たちは「高島ファミリー」や「高嶋兄弟(政宏・政伸)のいとこ」だと知っている世代だろう。同時に、その人たちはヨソの家系図が大好物。「お父様に(お母様に)ソックリね~」という会話も大好きなのだ。その意味でも、この3人をキャスティングできたことはとても大きい。 高嶋ちさ子は自身も「猛獣」であることに違いないが、「猛獣使い」でもあるのだ。長嶋一茂や石原良純がタッグを組む番組は他局にもあるが、もっとも“現れ”がちゃんとしているうえ、いいことを言うのが『ザワつく!金曜日』。それは高嶋ちさ子がクラスのうるさ型の女子のように二人の手綱をしっかりと握っているからに他ならない。 番組の視聴率がジワジワと上がっている理由について関係者は「3人が言いたいことを言っているようで、実は“傷つけないトーク”」「軸がしっかりしていて裏表のない人たちなので嫌味がない」「コロナ禍で、多くの人が言いたいことをガマンしている中、まるで自分たちの気持ちを代弁してもらっているかのよう」と分析する。その最大の功労者は高嶋ちさ子と言っても過言ではないのである。 母として妻として娘として、「12人のヴァイオリニスト」の長として、そしてもちろん日本を代表するヴァイオリニストとして“本物”である高嶋ちさ子を作った家族のあれこれが綴られた『ダーリンの進化論』。必読だ。
2021.02.05 07:00
NEWSポストセブン
怒った後に付け足す“愛の一言”は、「本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし」と話す高嶋ちさ子(撮影/加藤千絵)
高嶋ちさ子流「怒り」のルール 「そのままぶつけてナンボ」
 歯に衣着せぬ発言で人気のヴァイオリニスト・高嶋ちさ子(52才)が、生まれ育った実家の「弱肉強食ルール」や、「プチ反抗期」を迎えた2人の息子の教育法など、家族にまつわるエピソードを明かす著書『ダーリンの進化論』を上梓した。 そこでは、母の子育て論についてこう書かれている。《よく母がいっていたのが、「最近は、個性をつぶさない子育てをしなさいっていうけど、本当の個性はつぶそうたってつぶれない。 私がどれだけあなたをつぶそうと思ったか。つぶれるようなのは個性といわないの」》 同書にはこう綴りながらも、本人の子育ては母の方針とは真逆だ。「私がプロデュースしている『12人のヴァイオリニスト』の演者とか、家族以外に怒りを伝えるときは、みんなの目がないところで注意するとか気をつけていることもありますが、夫や子供に対してはルール無用(笑い)。 怒りはそのままぶつけてナンボだと思っています。だけど、個性は別。母のいう私の個性はいい意味でも悪い意味でも、あまりにも特殊すぎる個性だったけれど、本来子供の個性は褒めることで磨かれます」(ちさ子・以下同) 例えば長男には、「あんた本当に絵が上手だよね」と何度も褒めちぎる。「もしそれが大した個性じゃなかったとしても、半ば洗脳のように、上手だ、上手だと言う。あ、もちろん私は長男の絵を上手だと本当に思っていますよ(笑い)。だけどそれによって、子供は『あ、おれはこれが得意なんだ』とか『人と比べてこれができる』と認識できる。だから怒りをぶつけながらも、その子のいいところを一生懸命見つけるようにしています」“つぶそうとしてもつぶれなかった個性”は次世代でも花開こうとしている。がまんしたことがないからアドバイスができない 叱責も称賛も常に本音で全力。嘘がなく、直球だ。だからこそちさ子の言葉には力があり、それを聞いた人の心を動かすのだ。 高嶋家では、彼女の「本音」を浴び続けてきた結果、もともと性格がおとなしく「バカ」と言われただけで深く傷ついていた夫も“進化”を遂げてしまった。 本音でぶつかり合ったがゆえの進化である。「以前はネットで叩かれると、“そんなことないよ”と慰めてくれたんですけど、いまはここぞとばかりに“やっとわかった?”と説教してきます。立派に進化したようで……(笑い)」 もし、普段はうまく怒りを伝えられず、ついがまんしてしまうような人も、ちさ子のように怒りも本音も相手にスパッと伝えられたらどんなにいいだろう。そのコツを聞いてみた。「つい怒りをがまんして、後で後悔する? それ、私はまったく経験ないです。がまんしたことがないからアドバイスができない(笑い)。 だけど怒ってもその気持ちがうまく伝わらないというのは、よくわかります。相手に対して、いいかげんにしろ、いいかげんにしろってさんざん怒った後に、その人に対して最後に愛ある一言をつけ加えちゃうことがある。 そうすると、ポジティブな人はそこだけ受け取って怒られたことを忘れちゃう。だから最後につけ足す愛情は、本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし。最近、そう思っています」 本音と深い愛情に裏打ちされたちさ子の“愛すべき怒る力”から、まだまだ目が離せない。【プロフィール】高嶋ちさ子(たかしま・ちさこ)/1968年東京都生まれ。6才でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学を経て、1994年イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを卒業。『めざましクラシックス』『12人のヴァイオリニスト』などのプロデュースを手がける傍ら、テレビやラジオなどでも活躍。撮影/加藤千絵※女性セブン2021年1月21日号
2021.01.11 07:00
女性セブン
怒った後に付け足す“愛の一言”は、「本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし」と話す高嶋ちさ子(撮影/加藤千絵)
高嶋ちさ子、暗黙の家庭内ルール「オチのない話はするな」
 バラエティー番組に出ては、許せないことを遠慮なく指摘し、時には怒りも顕にする。そんな姿が人気なのが、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子(52才)だ。家庭でも、そんな歯に衣着せぬ発言を繰り返しているが、一方で笑いにもあふれていた。 家族中がイタズラ好きで、いつどこで何を仕掛けられるかわからない。ちさ子いわく、「いい大人があの手この手でイタズラを考えている環境」だった。「父がゴリラのかぶりものをかぶって『ただいま』と家に帰ってきたり、私たちが学校から帰る頃を見計らって母が玄関に『引っ越しました』の貼り紙を貼っておく、なんてこともありました」(ちさ子・以下同) 当然、とりとめがないおしゃべりだったとしても一筋縄ではいかない。 高嶋家の暗黙のルールとして定められていたのが「オチのない話はするな」というもの。ダウン症の姉・みッちゃん相手でも関係ない。「高嶋家ではちょっとでもつまらないことを言うと猛攻撃にあいます。みっちゃんにだって容赦ありません。『いまの何? そのオチのない話、どういうこと?』って徹底的にダメ出しされます」 いま、バラエティー番組で見せるトークスキルは、高嶋家で磨かれた賜物なのかもしれない。厳しい意見をもらえるのはありがたいことです 高嶋家で純粋培養されたちさ子のけんかっ早さと舌鋒鋭い“ツッコミ”。精神科医の片田珠美さんは「ちさ子さんの怒り方や言葉には現代の日本人が共感を寄せ、応援したくなる要素が詰まっている」と分析する。「ちさ子さんは誰にも媚びないし、ヴァイオリニストとして努力の末、自分の力でポジションを掴んでいる。そういったところに視聴者からすれば信頼が置けるし、怒りにも納得がいくのだと思います。また、怒りをため込まずに適度に発散している。発散できているからこそ相手の意見にも耳を傾けやすいのでしょう。 怒りをきちんと伝えながら、反省したり相手を褒めたりするときはパっと切り替えられるところも、望ましい“怒り方”だと感じます」(片田さん) 実際、この1月に出版した著書『ダーリンの進化論』(小学館)の中で、ちさ子は「音楽好きで舞台を見に行く夫から頻繁にダメ出しを受けている」と明かしている。その内容は、《クラシックとはいえ、動きがないと見ていて飽きるよ。歩き方1つからよく考えて、人の目を引くようなことをしたほうがいい》《自分たちはいいと思ってやっているんだろうけれど、それほど客席は感動していなかったよ》 と、かなりの直球かつ辛口だ。しかし、ちさ子はこれらの言葉を真摯に受け止めている。「厳しい意見をもらえるのはありがたいことです。『よかったよ』と褒められるだけでは進歩しませんから」 自分への厳しさを持つ人だけが、人の力を動かす叱り方ができるのかもしれない。【プロフィール】高嶋ちさ子(たかしま・ちさこ)/1968年東京都生まれ。6才でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学を経て、1994年イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを卒業。『めざましクラシックス』『12人のヴァイオリニスト』などのプロデュースを手がける傍ら、テレビやラジオなどでも活躍。撮影/加藤千絵※女性セブン2021年1月21日号
2021.01.10 07:00
女性セブン
怒った後に付け足す“愛の一言”は、「本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし」と話す高嶋ちさ子(撮影/加藤千絵)
高嶋ちさ子 「ダウン症の姉の分まで生きなさい」と言われた子供時代
 歯に衣着せぬ発言でバラエティー番組でも活躍するヴァイオリニストの高嶋ちさ子(52才)。その戦闘的な姿勢は子供の頃からで、自分が怒りを覚えれば上級生でも男子でも飛んで行って取っ組み合いのけんかをする。教師を“先公”と呼んで、親が学校に呼び出されたこともあったという。 そんな戦闘的に育った陰にあったのは、6才離れた姉「みっちゃん」の存在だ。「私がこの世に誕生することができたのは姉・みっちゃんのお陰なのです」(ちさ子・以下同) ちさ子が深く思いを寄せる姉はダウン症で、現在はいたって健康だが、生まれたときは、医師から「20才まで生きられません」と宣告された。当時の様子を、ちさ子は著書『ダーリンの進化論』(小学館)の中でこう綴っている。《母はあまりのショックで泣き暮らしていましたが、その後3年間考えて、「このままではいけない。この子を守ってくれるきょうだいをつくろう」 と思い立ち、兄と私を産む決心をしたそうです。 そんなわけで私たちは母から、「みっちゃんに感謝しなさい」と、ことあるごとに言われて育ちました。「だいたい、あなたたちが生まれてきたのも、お姉ちゃんがダウン症だからよ。親が死んだ後に面倒みる人がいないから産んだの」》 普通、こんなことを言われて育てられた子は、大いに傷つき、人格形成に影を落としかねない。 むしろ世間では、“最も言ってはならない言葉”とさえされているような内容だ。だが、ちさ子は“普通”じゃなかった。「母親からは“みっちゃんのできない分まで2人分生きなさい〟と言われるわけですよ。でもプレッシャーに感じるどころか、〝私には2人分できる能力があるに違いない〟って勘違いして生きてましたから(笑い)」 ちさ子の幼少期は、ダウン症に対する社会の理解が、いま以上に乏しい時代。 姉と一緒にいるときに、好奇の目で見られたり、陰口を叩かれたりすることもあった。「そんなとき、私は相手が上級生でも男の子でも『さっき、何かこそこそ言ってたよね?』と堂々とけんかを吹っ掛けていきました。 男子生徒にみっちゃんのランドセルをどぶ川に捨てられたとわかったときは、相手が年上でも仕返しの殴り込みです。けんかっ早いといわれる私の性格は、そんな経験から来たのかもしれません」 そんなちさ子の様子を見て、母はしょっちゅう「あなたみたいな悪ガキの方が、みっちゃんより始末におけないわ!」とため息をついていたという。【プロフィール】高嶋ちさ子(たかしま・ちさこ)/1968年東京都生まれ。6才でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学を経て、1994年イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを卒業。『めざましクラシックス』『12人のヴァイオリニスト』などのプロデュースを手がける傍ら、テレビやラジオなどでも活躍。※女性セブン2021年1月21日号
2021.01.09 07:00
女性セブン
怒った後に付け足す“愛の一言”は、「本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし」と話す高嶋ちさ子(撮影/加藤千絵)
高嶋ちさ子が戦闘的な理由 「あなたは悪性」と言われて育つ
《欲しいものは早く買わなきゃ。死ぬまでの日割りが安くなるじゃん!》《備蓄してる人に限って、また買いたがる。あなたトイレットペーパーに埋もれて死ぬよっていうくらい買ってる》 ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子(52才)がいろいろなところで吠えている。「歯に衣着せぬ発言」とは、彼女のために作られた言葉かと思うほどだ。 機関銃のように飛び出る“毒舌”の数々は、嫌みもないし、忖度もない。ぶれずに一本筋が通っていて、共演者でも家族でもおかまいなし。いまの恋人との関係を思い悩む女性には、「男は山手線っていうんだよ。ちょっと待ったら次がくる」と、ズバッと一刀両断したこともある。そんな切れ味鋭い自由奔放な発言に魅了される人が後を絶たず、年間100本ものコンサートを開催する傍ら、『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)をはじめとして数多のテレビ番組に引っ張りだこで出演している。 すっかり“お茶の間の人気者”となった彼女は、いかにしてつくられたのか──。容姿を褒められるのは、中身をけなされているのと同じ《「あなたみたいなのは悪性よ」「劣性よ」など、いろんな暴言を浴びせられてきました。いつもそんな口撃をされていたので、傷つく、という感じもなかったです。兄に「『れっせい』ってなに?って聞くと、兄は兄で「パンダの種類じゃね?」なんて言ってました。そりゃ、レッサーパンダだよ》 これは、高嶋ちさ子が上梓した著書『ダーリンの進化論』(小学館)で描かれた高嶋家における親子間のやりとりだ。 同書には生まれ育った家の“弱肉強食ルール”からプチ反抗期に突入した2人の息子の子育てまで、高嶋家の暮らしぶりがユーモラスに綴られている。 書き上げるまでに構想10年を費やしたというちさ子はこう振り返る。「私の折れない心のルーツは生まれ育った高嶋家にあります。私の戦闘的なところは、年子の兄との応戦と、気が強い母の血。子供の頃のあだ名は“悪魔”で、大学卒業後に留学したアメリカでも、ニックネームはやっぱり“デビル”でした(笑い)。そんな“気の抜けない家”だった高嶋家の様子と、その後の夫の“進化”ぶりを書きたかったんです」(ちさ子・以下同)「悪性」も「劣性」もわが子にかける言葉としてはかなり過激だが、高嶋家にはさらに強烈な女性が存在した。《父も、母方の祖母に「ごくつぶし」ってよく言われて「この性悪女」って返していました。そういうやりとりを、言葉遊びとしてとらえるような家族だったんでしょう。良くも悪くも、常に暴言が飛び交っていた家でした》 朝は早起きして書をたしなみ、夜はドストエフスキーを読む。そんなインテリの祖母だったが、舌鋒はすこぶる鋭かった。白黒はっきりつけたがる性格で、グレーゾーンは一切なし。病院に行ったときも、「自分の体を預けるんだから、それぐらい知っておかなくちゃ」という理由で「先生はどちらの医大を出ていらっしゃるんですか?」と尋ね、家族をタジタジとさせたこともあった。その一方で、一本筋の通った凜とした女性でもあり、ちさ子にさまざまな“教え”を説いた。「母に負けず劣らず祖母もまたインパクトの強い人でした。印象に残っているのは、『容姿を褒められるのは、中身をけなされているのと同じ。褒めるところがないから容姿を褒める。かわいいとかきれいとかは褒め言葉ではない。人間的におもしろい、賢いという褒められ方をしなければいけない』という言葉。 だけどその一方で、仕事に行ったり友達の家に行ったりして家に帰って来ると、なぜかいつも、『あなたきれいねとか、かわいいねとか言われた?』と聞かれる。『言われた』と言うと、この“人間性を~”というお説教をされるけれど、『言われない』と言うと『あなたのことをかわいいと言わないなんて、目がおかしいわね』なんて言ってくる。非常に矛盾したことを言うバアサンでした(笑い)」 この祖母ありて、ちさ子あり、なのだ。【プロフィール】高嶋ちさ子(たかしま・ちさこ)/1968年東京都生まれ。6才でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学を経て、1994年イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを卒業。『めざましクラシックス』『12人のヴァイオリニスト』などのプロデュースを手がける傍ら、テレビやラジオなどでも活躍。撮影/加藤千絵※女性セブン2021年1月21日号
2021.01.08 11:00
女性セブン
星野源は「うちで踊ろう」を発表
エンタメ発信する芸能人増加 なぜ今やるかプロとしての理由
 全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。日本でも「緊急事態宣言」が出され、外出自粛をする人が多いなか、芸能人が新たな動きを見せはじめている。彼らの試みとその狙いについてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 依然、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、芸能人たちが新たな動きを見せはじめています。当初は「#おうちで過ごそう」「#家で一緒にやってみよう」などのハッシュタグを使って外出自粛や手洗いを勧めるだけでしたが、徐々にネット上でエンターテインメントを発信しはじめているのです。 いくつか例を挙げていくと、芸人たちによるツイッター上での「ギャグつなぎ(ギャグリレー)」。アーティストたちによるツイッター上での「うたつなぎ」。星野源さんがインスタグラムで新曲「うちで踊ろう」を発表してコラボを呼びかけ、高畑充希さん、石田ゆり子さん、松下洸平さん、川口春奈さん、バナナマンらが参加。ジャルジャル、NON STYLE、ミキがSNSなどでテレワーク漫才を披露。中村倫也さんがツイッター上に漫画を連日投稿。『仮面ライダー』『スーパー戦隊』『ウルトラマン』シリーズの出演俳優たちが「#ヒーローが子供達を元気にする」のハッシュタグで独自メッセージを発信。佐藤健さんがYouTubeで神木隆之介さんらとのドライブトークを公開。高嶋ちさ子さんがYouTubeチャンネルを開設し、家族でのテレワーク演奏で「負けないで」を披露。斎藤工さんが自身の関連作品を特別サイト「A TAKUMI SAITOH FILM」で公開。 その他にも、ジャニーズや吉本興業が無観客ライブを配信したり、エイベックスがライブ動画を公開したり、芸能人たちがネット上でさまざまなエンターテインメントを見せています。「外出自粛を余儀なくされている人々を楽しませたい」という純粋な気持ちがあるのは間違いありませんが、彼らもプロフェッショナルである以上、それがすべてではないでしょう。現在、芸能人たちがネット上で発信しているエンターテインメントにはどんな理由があるのでしょうか。◆「この世界でしか生きられない」と実感 真っ先に挙げられる理由は、これまで応援してくれたファンへのファンサービスと、新たなファンを開拓すること。「これまで時間をかけ、お金を使って応援してくれたファンを笑顔にさせたい」という思いが無償でのエンターテインメント公開につながっています。また、現在は在宅率が高く、ネット接触時間が長くなっているからこそ、「生活が元に戻ったときに、自分の番組を見てもらう、ライブに来てもらう、商品を購入してもらうためのきっかけ作りになれば」という気持ちもあるでしょう。 さらに、所属事務所や担当マネージャーからのアドバイスによるところもあるようです。重苦しいムードが漂う現在は、世間の人々を楽しませられれば好感度が上がり、SNSのフォロワーを増やすチャンス。報酬の発生する仕事ではないため、同じ事務所はもちろん他事務所の芸能人とコラボして相乗効果を狙えますし、多くの芸能人がはじめる前に先行することで注目を集められます。 一部にYouTubeの広告収入が目的の芸能人もいるようですが、それをにおわせてしまうと好感度ダウンのリスクが高いため、現在は「無償でエンターテインメントを提供する」というスタンスの人が多いのでしょう。 もう1つ忘れてはいけないのは、日ごろ多忙な芸能人たちに多くの空き時間が発生していること。先日、松本人志さんがツイッターに「ヒマヒマ」とつぶやき、明石家さんまさんも番組で「ここ何か月かは急きょヒマになった」とボヤいていたように、収録やイベントなどが中止されたことで、ネット上で発信できるゆとりが生まれているのです。好きな芸能人がいる人はSNSのコメント欄などで、「これやってほしい」とリクエストするのもアリでしょう。 4月に入って「緊急事態宣言」が出されるなど状況が深刻化したことで、芸能人たちの心境にも変化が生まれているようです。たとえば、知人のある俳優は舞台が中止になるなど、演技の仕事ができなくなったことで、「つくづく自分はこの世界でしか生きられないし、やっぱりこの世界で頑張っていきたいと再確認した」と言っていました。そんな心境の芸能人たちが居ても立ってもいられずネット上でエンターテインメントを披露しているのかもしれません。◆ネット上に芸能人のコラボが多いわけ ただ、「すべての芸能人がネット上でエンターテインメントを発信できるか」と言えば疑問が残ります。芸能人の中には、放送作家や脚本家、演出家やプロデューサーなど、スタッフとの共同作業でスキルを発揮している人が多く、彼らの本音は「できればやりたいが、自分一人ではたいしたことができない」。そんなときにものを言うのが交友関係であり、共演経験やプライベートで親交のある芸能人同士がSNSでコラボする様子が目立ちます。 その点、「何かしたい」と思いながらも身動きが取れない芸能人たちに救いの手を差し伸べているのが星野源さんの「うちで踊ろう」。星野さんは「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」というメッセージを添えて、さまざまな芸能人がコラボしやすい形を作りました。今後は星野さんのような優しいパスが増え、多くの芸能人たちがコラボしていくのかもしれません。 芸能人たちがネット上に無償公開しているエンターテインメントは、テレビやイベントでは見られないものが多いだけに、気軽に楽しんで現状の不満や不安を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.04.11 07:00
NEWSポストセブン
『ザワつく!金曜日』スタジオ。「計算したわけじゃないのに、ちゃんと流れが生まれる。それがバラエティー番組の……というかテレビのおもしろさだと思いますね」
石原良純が語る 長嶋一茂・高嶋ちさ子とのトークの極意
 地方局でも情報番組のレギュラーを複数持ち、「同じニュースでも地域によって扱い方が違うのがおもしろいですね」、そう語るのは石原良純(57才)。 政治家で小説家の父、昭和の大スターの叔父。サラブレッド中のサラブレッド石原は、慶應義塾大学在学中に映画『凶弾』で主演デビューを飾った。 テレビドラマでも『西部警察PARTIII』や『太陽にほえろ!』など、石原プロの看板シリーズに出演。一生涯、俳優としてやっていくのだろうと誰もが思ったものだが、57才の今、彼はバラエティーや情報番組で顔を見ない日はないほどの人気タレントとなっている。「俳優は、まず役や台詞ありき。だから、監督を中心にしたチームワークという意識が強いけど、バラエティー番組はセルフマネジメント。自分の頭で考えて言葉を重ねていくわけですよ。じゃあ素の石原良純なのかというと、そういうわけでもない。境目は曖昧なんです」 そんなふうに語る彼が出演する『ザワつく!金曜日』は、石原と長嶋一茂(53才)、高嶋ちさ子(51才)が言いたいことを遠慮せずにどんどん口に出すというトークバラエティー番組。「『ザワつく!金曜日』に限らず、トーク番組はおもしろいですね。ぼくが言ったことに、この人はこんなふうに切り返すんだ、この人はまた思いがけない展開に持っていくなあとか。空を見ているのと同じくらい、おもしろい(笑い)」 3人の歯に衣着せぬ発言が痛快な番組だが、「とはいえ、思ったことをすべて口にしているわけではないんです」と言い、こう続ける。「番組をやってる最中に『おもしろいなぁ』と思う瞬間があるんですよね。ラグビーのパスみたいに、トークがポンポーンと渡って、『ここ、あなたが出てくるとこだよね』と思うところで、ちゃんとその人が出てくる」 そのために必要なのは、「まず自分が楽しむこと」と石原は言う。「一茂さんとは十数年前に2人でバラエティー番組の司会をやったことがあったのですが、あの頃はぼくも司会だけで精一杯だったけど、この一年でずいぶん変わりました。すごく自分が楽しみながらトークをできるようになった。ちさ子ちゃんも同じで、今は、すごく楽しそう。 2018年5月に特番でこの番組を初めてやった時は『なんでこんな大柄で声が大きいオジサン2人と一緒にやらなきゃいけないのよ!?』って思ってたんじゃないかな(笑い)」 しかし今では、よくぞこの3人をキャスティングしてくれた!と感心するほど絶妙のコンビネーションだ。「いやいや、コンビネーションなんてないですよ。一茂さんがいみじくも言っていたけど『ぼくらのはキャッチボールじゃなくてゴルフの打ちっ放しだ』って(笑い)。しかもみんな違うクラブを振ってるし、お互いのスイングをチェックすることもしない。でも、それがおもしろい」【プロフィール】いしはら・よしずみ●1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。1982年に映画『凶弾』で主演デビュー。映画やテレビドラマ、舞台に多数出演。1997年に気象予報士の資格を取得し、人気お天気キャスターとしても活躍。現在は『ザワつく!金曜日』『週刊ニュースリーダー』(ともにテレビ朝日系)をはじめ、多数のレギュラー番組を持つ。撮影/田中智久※女性セブン2019年12月5・12日号
2019.12.01 16:00
女性セブン
金曜夜の勢力図に異変? 好調『ザワつく』にも死角アリ
金曜夜の勢力図に異変? 好調『ザワつく』にも死角アリ
 今、テレビ業界で注目されている時間帯が「金曜夜」だという。今秋、民放各局がリニューアルを進めるなどし、視聴率バトルが激化しているのだ。各局の戦略、そして死角は? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがテレビ界の現状とともに解説する。 * * * 今秋は民放各局が金曜夜の番組をリニューアルさせたことで対決図式が鮮明になり、約2か月が過ぎたところで、ある程度の結果や評価が出はじめています。 対決図式の中心にいるのは、国民的アニメの『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を土曜夕方に移動させて、『ザワつく!金曜日』『マツコ&有吉 かりそめ天国』という毒舌トーク番組を並べたテレビ朝日。それまで20時台の生放送だった長寿番組の『ミュージックステーション』を21時台に変えるなどの大改革でしたが、ここまでは一定以上の成功を収めています。 とりわけ『ザワつく!金曜日』は、移動初回の視聴率15.1%から12.5%、12.1%、11.7%、12.9%、10.6%と好調で、時間帯1~2位を獲得(すべてビデオリサーチ、関東地区)。さらに、大みそか夜の大型特番に選ばれるなど、一気に「テレビ朝日バラエティの顔」になりました。一方、深夜帯からの移動で「魅力が消えるのでは?」と不安視された『マツコ&有吉 かりそめ天国』は視聴率10%前後と及第点のスタートだったものの、『ミュージックステーション』の通常放送は視聴率5~6%まで落ち込んでしまいました。 そのテレビ朝日と熾烈な視聴率首位争いをしている日本テレビは、「家族で見よう金曜日」というキャッチフレーズでCMを流していたようにファミリー視聴を強化。19時台の新番組『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』と20時台の『沸騰ワード10』との連続視聴を目指している様子がうかがえます。 日本テレビの鍵を握る『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』は、10月18日の初回と2回の視聴率こそ9.6%でしたが、11月15日の3回は13.3%で『ザワつく!金曜日』の12.9%を上回る好スタート。19時台から20時台に移動した『沸騰ワード10』も8.8%、12.1%、13.1%と好調で、視聴率の面では、前述したテレビ朝日に加えて、『爆報!THEフライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で金曜夜のトップを走ってきたTBSと三つ巴の様相を呈しています。『坂上どうぶつ王国』の次に『でんじろうのTHE実験』を移動させ、新番組『ウワサのお客さま』をスタートさせたフジテレビも含めて、なぜ民放各局は金曜夜にこれほど注力しているのでしょうか。その理由を掘り下げていくと、方向性の違いとともに、死角が見えてきたのです。◆土日同様にファミリー層を狙う理由 なぜ民放各局は金曜夜にこれほど注力しているのか? 民放各局を戦略別に見ていくと、テレビ朝日とTBSは中高年層、日本テレビとフジテレビはファミリー層をメインターゲットにしていることに気づかされます。 もともと仕事や学校が休みの土日夜はファミリー層をターゲットにした番組が多く、日本テレビなら『天才!志村どうぶつ園』『世界の果てまでイッテQ!』、TBSなら『ジョブチューン』『炎の体育会TV』、フジテレビなら『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』などを放送してきました。 一方、平日の夜はファミリー視聴が難しいため、中高年層や主婦層をメインターゲットにした番組が主流。しかし、日本テレビとフジテレビの金曜夜は土日と同じようなファミリー層をメインターゲットにした番組をそろえているのです。「それでは視聴率が取れないだろう」と考えて中高年層や主婦層がメインターゲットの番組を並べるテレビ朝日とTBSとは対照的であり、「今秋の改編で方向性がはっきり分かれた」と言っていいでしょう。 日本テレビとフジテレビがファミリー層向けの番組を並べた理由は、子どもたちは中高年に次いでリアルタイム視聴が期待できる視聴者層だから。また、子どもたちはスポンサーから見た出稿価値が中高年よりも高いことが多く、「テレビの視聴習慣をつけてもらう」「テレビを見るならこのチャンネルという意識づけ」という近未来への投資もあるようです。 とりわけ子どもたちにとっての金曜夜は、学校が終わって休日がスタートした幸福感があるほか、ふだん以上にテレビを見ることを許されやすい時間帯。親から見ても、「金曜夜に子どもとのんびりテレビを見られるのは幸せ」「金曜夜は好きな番組を見させてあげたい」などと感じやすいものです。◆「中高年層シフト」を進めるリスクとは つまり、ポジティブな意味でのファミリー層狙いであり、早くも視聴率という結果を得られはじめているだけに、中高年層がメインターゲットのテレビ朝日とTBSは安穏としてはいられません。 第2次ベビーブーム(1971年~1974年生まれ)の世代がアラフィフに入る一方、出生数が下がり続けるなど、まだまだ高齢化社会が進みそうな中、中高年層をターゲットにした戦略が間違っているわけではありません。 しかし、このところテレビ朝日とTBSの番組表は中高年層シフトが進んだことで、業界内外から「似た演出になりがちで、そろそろ飽きられるのでは?」「その他の層から“中高年チャンネル”とみなされはじめている」「その象徴で大みそか特番もある『ザワつく!金曜日』は批判を受けやすい」などのリスクが指摘されています。 また、テレビ朝日とTBSの番組関係者に話を聞いても、「視聴率が取れているからOK」ではなく、「このままでいいのか分からない」という不安の声が目立つようになりました。実際、現在のスポンサーは一般的に報じられる視聴率より、「誰が見ているか?」という個人視聴率の内訳を重視している企業が増えていますし、視聴率首位の日本テレビがその座を守るために目先の視聴率を追うのではなく、他局以上に視聴者層の内訳を重視していることがそれを証明しています。 中高年層向けの番組は、CM収入で苦戦しはじめている上に、有料コンテンツ、イベント、物販などの派生収入もあまり期待できず、社会的なブームにつながる可能性もほとんどありません。「『ザワつく!金曜日』が好スタートを切った」と言っても、テレビ業界内では冷ややかな視線を向ける人も少なくないですし、いまだ『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を移動させたことに不満をもらす視聴者もいるなど、順風満帆とは言えないのです。 民放各局ともに先行きはまだまだ不透明ではあるものの、もともと圧倒的に強かったTBSにかげりが見えはじめているように、金曜夜のテレビ番組が混沌とした状態であることは間違いありません。 テレビ朝日とTBSはどのような方法でターゲット層を広げるか、日本テレビとフジテレビはどのような方法で大きなムーブメントにつなげていくか。より多くの試聴が見込める土日をいい状態で迎えるために、金曜夜の重要性は増しているだけに、今後も民放各局はさまざまな手段を考え、実行していくでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.11.29 16:00
NEWSポストセブン
【動画】高嶋ちさ子 車で番組チェック「一人反省会」真剣姿
【動画】高嶋ちさ子 車で番組チェック「一人反省会」真剣姿
 高嶋ちさ子さんが、自らレギュラー出演するバラエティー番組『ザワつく!金曜日』のオンエアをチェックする姿をキャッチしました。
2019.11.17 07:00
NEWSポストセブン
真剣な表情でオンエアをチェックする高嶋ちさ子
高嶋ちさ子 車の中で出演番組チェック「一人反省会」真剣姿
 肌寒さが増してきた11月初旬の夜。都内に止めた高級SUVの運転席で、美女がスマホを凝視していた。ワンセグなのか、スマホでテレビを見ていたその女性は、バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子(51)。石原良純(57)、長嶋一茂(53)らとともにレギュラー出演するバラエティー番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)をチェックしていたようだ。 午後7時のオンエアに合わせ、ちょうど放送をリアルタイムで見ていたようだが、実はこの場所、高嶋の自宅のすぐ近く。もちろん、帰れない距離ではない。リアルタイムで一瞬も見逃したくなかったのか、あるいは一人静かに車内で集中して見たかったのか。テレビ局関係者はこう語る。「高嶋さんといえば毒舌キャラでお茶の間の人気者になりましたが、実はカメラが回っていない場所では優しくて、ものすごくスタッフ受けがいい。気さくで話しやすいし、低姿勢。仕事は超がつくほど真面目で、バラエティーにも全力で挑んでいます」 この日も、愛車の中で“一人反省会”をしていたようだ。そんな姿が、近所ではたびたび目撃されているという。 高嶋はこの日、東京・二子玉川で開幕した『27th キネコ国際映画祭』のオープニングセレモニーに出席。車内反省会は、その帰宅中の出来事だった。高嶋はこのイベントで、テレビ番組での怖キャラについて、こう暴露している。「あれは全部台本です! カンペを読んでいるだけです」 高嶋といえば、米エール大学の大学院を経て、1996年にソロ活動を開始した、世界的バイオリニスト。そんなエリートの側面がありながら、バラエティー番組での歯に衣着せぬ物言いや、約束を守らなかった子供のテレビゲーム機を壊したことを明かすなど、鬼母キャラが定着している。 ところが、この日のイベントでは「うちの子たちは私のことをバカにするんです。家では誰も怖がらないです」とまさかの告白。家ではいじられキャラであることを明かしていた。 もし家でオンエアをチェックしていたら、キャラの違いに子供たちからいじられていたのかも? “一人反省会”からは、どんな仕事にも真摯に打ち込むまじめな高嶋の人物像が伝わってくるのだった。
2019.11.12 16:00
NEWSポストセブン
高田純次を直撃、当て逃げ事故で相談した美人占い師との関係
高田純次を直撃、当て逃げ事故で相談した美人占い師との関係
「芸能界一のいい加減男」や「元祖テキトー男」などと呼ばれ、その軽さが人気でもあった高田純次(72才)だが、世間の風向きが変わったのが今年5月。「文春に“当て逃げ疑惑”を報じられ、その対応をめぐって、かなり批判を受けました。“テキトーで済ませちゃダメ”などのお叱りもあったそう。『じゅん散歩』(テレビ朝日系)などレギュラー番組や、スポンサーへの釈明にも骨を折ったそうです」(芸能関係者) そうした日々を乗り越えられたのは、彼を支える仲間の存在があったから。その中でもA子さんという女性は、高田にとって特別な存在だという。 A子さんは目鼻立ちのはっきりした、高嶋ちさ子(50才)似のアラフィフ美女。資産家令嬢で、幼稚園から大学まで、都内でも屈指のお嬢様学校に通い、画廊に勤務していたこともある。 A子さん宅の近隣住人が、彼女についてこう話す。「すごい明るい人で、気さくに話しかけてくれます。いろいろな業種の仕事をしているみたいです。以前、“占いをやっているから、何かあったら相談してね”と言われたことがあります」 A子さんと高田が知り合ったのは、ナンパだったという。「25年ほど前に六本木(東京)で高田さんがA子さんに声をかけたんです。以来、たびたび会うようになり、一時期はA子さんの妹も一緒に遊んでいましたね」(A子さんの知人) 親密ぶりは周囲に知られ、19年前には週刊誌で「泥沼不倫」と報じられた。報道によれば、高田が海外ロケ先にA子さんを招いたという。「A子さんといまだに連絡を取り合っているのは驚きです。彼女には海外留学中の高校生になる息子さんがいるのですが、未婚のまま産み、シングルマザーとして育ててきた。高田さんはその子のことをずっと気にかけていて、幼い頃から定期的に一緒に食事をする仲。顔立ちは、何となく高田さんに似ています。なので“高田さんとの隠し子なのでは”なんて言う人までいます」(前出・A子さんの知人) 高田には、26才の時に結婚した1才年下の妻との間に2人の娘がおり、孫もいる。「結婚した娘さんは今も実家暮らしですよ。以前はよく公園で、高田さんとお孫さんが遊んでいる姿を見かけました」(近所の人) 好々爺の高田は、『週刊文春』(5月23日号)で前出の“当て逃げ”を報じられた。「今年4月、高田さんが運転していたポルシェが、20代の男性が運転する車にぶつかりけがを負わせたというものです。20代男性に警察を呼ぶべきと言われた高田さんは“今20万円持ってます。ダメでしょうか。それである意味、ナッシング”とお金で解決しようとしたことを暴露されました。 高田さんは“ナッシング”発言を否定しましたが、録音データを出されて窮地に立った」(スポーツ紙記者) その一件で高田はすっかり疲弊していたが、相談相手になったのがA子さんだった。「A子さんには不思議なパワーがあるんです。いわゆる“視える”人なので、高田さんに仕事やプライベートのアドバイスもしてきました」(前出・A子さんの知人) 細かいことは気にしないテキトーな男といわれる高田が、占い師に頼っていたとは意外だ。さらにA子さんの子供との“親密ぶり”も気になる。◆高田純次に直撃した 東京がこの夏いちばんの暑さとなった8月中旬の夕方、自転車で帰宅した高田に話を聞いた。 隠し子疑惑について問うと、「ええ、誰が言ってるの? 彼女(A子さん)がそんなふうに言ってるの?」と激しく動揺した。そしてこう続けた。「まぁ、親代わりはしていますが、ぼくの子供ではないです。保証人みたいな感じというかね。保証人っていっても、文字通りのそれではないけれども…」──親ではなく、親代わりとして接している?「う~ん、そのつもりでぼくはいますけどねぇ。よくは会ってないですけど、今、男の子が(留学先の)外国から帰ってきてるってことで、今回1度会いました。彼女の友達とかも一緒に」──親代わりになった経緯は?「彼女はご主人がいないから。なんかあったらということで、昔からのつきあいがあるから力になれることがあるならっていう、相談に乗るよという程度で」──そのお子さんとは直接連絡を取り合ったり?「男の子とは連絡は取らない。彼女を通じて、電話が来ることもありますけどね」──A子さんとは長いつきあいなんですよね。「長い…(彼女は)不思議な力を持っている人で、いろんなことがわかるんです。占い師みたいなね。プライベートや仕事について相談というか、頼むというのはあります。この前、ちょっと接触事故があって。文春のやつね。そういうことがあったと(A子さんに)相談っていうか…」──何かあると気をつけてとか、アドバイスがあったり?「そうだね、ぼくも電話で聞いたりするし。彼女の知り合いの先生がいて、その先生に相談してみますとかね。今、こんなバイオリズムだから、こうしたらいいとか」──A子さんのことやお子さんのことをご家族に話していますか?「それはしてないね」──A子さんと男女の仲だった時期もありましたか?「昔、そういう、近しい関係っていうか…男女の関係ってまでは難しいなぁ」──その頃にできたお子さん?「それはちょっとないだろうな(苦笑)。彼女は彼女の生活があって、あれしてたから。彼女がいちばんわかっているはずですよ。まぁ、ぼくも男の子がいないからね、息子代わりにみたいなね。そういうと語弊があるかもしれないけど」──高田さんがご自身の息子さんだと認識していると聞いていましたが。「そう勘違いしている人がいるってことですよね。はい」 高田から話を聞いた後、A子さんにも電話で話を聞いた。「高田さんとの子供ではなく、父親は別のかたです。高田さんとは前から知り合いですが、ほかの人と変わらない知り合いの1人です。連絡を取り合っているわけではないですし、ほとんどお会いすることもないです。この間会ったのも、私の自宅近くのラーメン店で偶然会っただけですから」 高田の知人は、彼の心境をこう代弁する。「何でも正直に話す人だから、隠し子を否定したなら、違うということ。高田さんは娘さんと孫娘を溺愛していますが、仕事ですれ違い、なかなか会う時間をつくれませんし、家の中で男1人。疎外感も感じていたのではないでしょうか。それが、A子さんに心酔していった要因かもしれません」 70才を過ぎて、テキトー男の意外な面が見えてきた。※女性セブン2019年9月5日号
2019.08.22 07:00
女性セブン

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