NHKの新朝ドラ『おかえりモネ』出演の兄・前田航基(番組HPより)
「兄の航基は、以前『いま僕たちは兄弟バラバラに、漫才じゃない自分たちを作ってて、お互い知恵がついたら、自分たちが成長したものを持ち合って漫才に落とし込めたらなって』と語っていました(『ワイドナショー』フジテレビ系、2019年4月14日)。
弟の旺志郎からも同様の発言が聞かれます。今まさに『漫才じゃない自分たち』を作る途上にあり、俳優としても注目されることになった彼らが、今後再び漫才をすることがあるのか。あるとしたらどんな内容のものになるのか。どうしても期待してしまうところです」(飲用てれび氏)
すなわち新しい“まえだまえだ”を目指して俳優業に取り組んでいるようだ。ただし、たとえお笑いの世界に戻ることがなかったとしても、漫才コンビ時代は今後の糧になると飲用てれび氏は指摘する。
「もし、漫才をすることがなかったとしても、子役時代からのストーリーも折り込みながら俳優としての地歩を確立している安達祐実や神木隆之介のように、俳優としてまえだまえだ時代を強みにした活躍を見せるのではないでしょうか」(飲用てれび氏)
まえだまえだの二人はまだ20代を迎えたばかり。果たしてここから、どんな成長を遂げることになるだろうか──。
◆取材・文/細田成嗣(HEW)