近年は仕事をセーブしていた(2012年撮影)
「親しくされているかたが自分のお墓を建てた縁もあり、横浜の郊外にある墓地に生前墓を建てられていました。中国では『寿陵』といって縁起の良いこととされています。生前に建てた自分のお墓を守ることで、自身の長寿を願い、健やかに生き、人生の使命をまっとうするという意味があります」(関係者)
墓塔の側面には、〈昭和六十三年 吉月吉祥日建立 田村正和〉と刻まれていた。最近、その文字に変化が生じた。朱色に塗られていた「正和」の文字が、黒く塗りつぶされていたのだ。これは、その墓の建立者がすでにこの世を去ったことを示すという。
昭和、平成を駆け抜けたスターは晩年の生き方、そして人生の終わりについて確固たる考えを持っていた。5月20日発売の『女性セブン』で、秘蔵写真とともに詳報する。