奈良県生駒市も14日、予約電話がつながりにくい状況が続いたため、希望日時を聞き取るのをやめ、「市側が指定した日時」で接種を進めることにした。
そんななか、救世主が現れた。チケット販売大手「ぴあ」だ。同社は13日、「チケットぴあ」システムを活用し、ワクチンの予約システムを自治体向けに提供すると発表した。
「五輪やサッカーW杯など大規模イベントのチケッティング業務を手掛け、一度に大量のアクセスが集中しても耐えられるシステムが強みです。これで迅速なワクチン接種予約が可能になりそうです。
各自治体から対象者に送られる接種券について、接種日や接種会場、時間帯などの個別予約受付と、その抽選が可能となるシステムが提供される予定です。早ければ5月中にいくつかの自治体で始まります」(全国紙社会部記者)
頼りになるのは国ではなく、民間ということか。
※女性セブン2021年6月3日号