新幹線で仙台へ向かった
オコエについて、楽天の三木肇・二軍監督は地元紙・河北新報(6月1日付)のコラムに「2月に左手首の手術を受けたオコエは、順調に回復してきている。6月の試合復帰に向けて懸命だ」「先日、オコエと話した時、いい表情を浮かべていた。野球をしたいという気持ちが今、高まっていると思う。復帰した時には、リハビリのつらさをプレーにぶつけ、爆発させて欲しい。私には期待しかない」と寄稿していた。
だが、楽天の球団関係者はこう話す。
「オコエは自信過剰の一面がある。バネやスピードなどの身体能力には素晴らしいものがあるが、野球を軽く見ているところがある。それがケガにつながっている」
昨年12月、200万円減の年俸1000万円で契約更改したオコエに対し、石井一久・監督兼GMから「まだ考えが甘いなっていうのはある。次から次へと選手が入ってくる。その中で勝っていかないと9個の椅子は取れない。そろそろ出てこないと彼の野球人生が苦しくなる。本当にここが正念場」と苦言を呈されていたが、オコエの耳には届いていたのだろうか。