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妻の山田優(左)と2人の子供とともに、生活の拠点をアメリカに移していたことも(写真/Getty Images)

「小栗さんの出演は、約2時間の上映時間の中、トータルで10分くらいでした。そのうちセリフがあるのは5シーンほどで、無言のシーンが多かった。でも、表情や仕草で感情を表現していて“さすが小栗旬”という感じでした。

 詳しくは言えないけど、トランス状態に陥って白目になるシーンが何度かあるんです。日本の作品であんな姿は見たことがないので、ビックリしちゃいました。ひとつ残念だったことがあって……小栗さんが演じた役柄の設定が全然説明されなくて、『扱いが雑だな』と思ってしまいました」

 小栗自身も完成した作品に対し、次のように悔しさを滲ませている。

《自分の出番は当初から半分くらいカットされていると思う》(7月2日配信のネットメディア『THE RIVER』)

 一体、何が起きたのか。

「当初のオファーでは、小栗さんは体に翻訳機が埋め込まれたキャラクターで、英語はしゃべらなくてもいいという話だったんです。でも話がどんどん変わって、英語での演技が必要な役に変わりました。小栗さんは英語を猛特訓して撮影に挑んだのですが、発音の問題でテイクを重ねることも多かったようです。

 本人は『聞いていた話と違うじゃん!』と苦笑いしていたとか(笑い)。ゴジラとコングのバトルシーンに重点を置いたのが、小栗さんのシーンが大幅カットされた理由とされていますが、言葉の問題もあったのかもしれません」(別の芸能関係者)

 しかし小栗は、『ゴジラ〜』の撮影から帰国してから挑んだ主演映画『罪の声』(昨年10月公開)で、初の日本アカデミー賞を獲得した。小栗は意外にもこれまで賞とは無縁だったのだが、ハリウッドの経験が生きたのかもしれない。デビューからハリウッドの洗礼を受けた形だが、次の挑戦も視野に入れている。

「今年から来年にかけては主演のNHK大河ドラマなどがあるため、再来年以降でハリウッドに再進出する予定だそうです」(前出・別の芸能関係者)

 リベンジに期待したい。

※女性セブン2021年7月22日号

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