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「挑戦をやめない女性」宮脇咲良、中国で日本人トップクラスの人気に

海外での活躍が期待される(時事通信フォト)

海外での活躍が期待される(時事通信フォト)

 6月にHKT48を卒業した宮脇咲良(23)のアイドル人生において、日韓のガールズグループ・IZ*ONE(2021年4月解散)のメンバー入りを果たしたことは大きな転機となった。HKT48では、いかにも清楚な王道アイドルという出で立ちだった宮脇だが、2018年にグローバルアイドル育成プロジェクト「PRODUCE 48」に参加してから大変身を遂げたのだ。

 オーディションを勝ち抜き、IZ*ONEのメンバーとしてK-POPアイドルの仲間入りをした彼女のヘアメイクはどんどん垢抜けていった。今年6月19日にマリンメッセ福岡にて開催されたHKT48の卒業コンサートでの佇まいを見て、いまや彼女が“日本のアイドル”とは異なる文脈の上に立っていることを再確認したファンも多かったことだろう。

 原点であるHKT48を離れ、宮脇は今後さらに中華圏での活動に注力していくことが見込まれる。6月21日には中国発の人気コスメブランド「フラワーノーズ(FlowerKnows)」のアジアブランド大使に決定したことが発表されて大きく話題になった。

 宮脇の国外での人気は高い。韓国ではファンが“推し”を応援する広告を掲出する文化が盛んであるため、彼女の誕生日には、駅などの施設に誕生日を祝福する広告があふれる。他にも「宮脇のラッピングバスが香港の街を走った」「NYタイムズスクエアを宮脇の広告が飾った」「200機のドローンを飛ばし、宮脇の誕生日を祝福するショーが独自に開催された」など、宮脇を応援する熱いファンによる逸話は数多く存在する。

 とはいえ、日本で暮らしていると、「宮脇が海の向こうで大人気」と言われてもピンとこないのが正直なところかもしれない。実際のところ、宮脇は国外でどれほどの人気があるのか? 海外トレンドに詳しく、中国ビジネスのセミナーに登壇することもあるライターの臼井杏奈氏が解説する。

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