「Fortnite」を各プラットフォームにダウンロードした際の、おおよそデータサイズを比較してみよう。
・パソコン……約19GB
・PlayStation 4……約7GB
・Nintendo Switch……約12GB
ゲームのダウンロードサイズが最も小さいPlayStationでも約7GB。モバイルWi-Fiを利用してデータをダウンロードするとなると、一定のデータ利用後に通信速度が制御される「通信制限」の影がちらついてくる(月の通信容量はプランによるが、ポケットWiFiは容量無制限の場合でも「3日で約10GB」を超えると一定時間にわたって通信速度が制限される)。
これを回避するには、ゲーム以外の動画視聴の画質を低くしたり、大容量のデータのダウンロードを控えたりするなど、通信状況に気を配る必要がある。また、PCでは最低でも18GB以上、Nintendo Switchでは約12GBとなっているため、通信制限は覚悟しないといけない。しかし、制限される時間さえ我慢できるのであれば問題視することもないだろう。
今回は「Fortnite」を例にしているが、その他に人気の「Apex Legends」や「PUBG」といったバトルロイヤルゲームの場合でも、「Fortnite」と同程度、またはそれ以上のデータのダウンロードを必要とする可能性があるので、ダウンロードページでしっかり確認しておきたい。
ゲームプレイが原因で「通信制限」は?
いざプレイを始めた後も、気になることはある。オンラインゲームでは、1回のプレイで多くのデータ通信が発生してしまうのではないか? と不安に思う人も多いだろう。しかし、実際のところは各プラットフォームによってそれほど大きく通信量に違いが出てくるということはない。プラットフォームごとにプレイ中のデータ通信量を比較してみる。
・PC……約50MB/1時間あたり
・PlayStation 4……約40MB/同
・Nintendo Switch……約40MB/同
いずれのプラットフォームにおいても、1時間あたり40〜50MBほどの通信量のため、1日2〜3時間、毎日プレイしたとしても、月のデータ通信量は約3.6GB。モバイルWi-Fiでのゲームプレイが原因で通信制限を受ける事態は考えにくいだろう。