連れ込みは自宅マンションで行われたという
B氏によると、西村容疑者らしき女性は、今年の6月ごろから年配男性と一緒にいることが多く、いつも「違う男だった」という。
「とにかく、毎回違うじいさんと一緒なんだ。どうも親戚のようでもないし……。中には何回か見かけた男性もいたよ。太った男性で、60過ぎくらいかな。女は20代前半にしか見えなかった。痩せていて、身長は160センチないくらいかな。服も質素で、お金がある様子には見えなかったよ。
朝9時とか10時の早い時間にじいさんとマンションから出ていくところをすれ違ったけれど、2人とも何も話さないんだよ。こちらが挨拶しても、2人して目をそらす。『いつもお世話になっております』の一言くらいあるんじゃないかと不思議に思っていた。だから、そういう“商売”をしているのかなって」
他の住民の話も総合すると、西村容疑者らしき女性が定期的に部屋に「連れ込んでいた男性」は4人ほどで、20代の男性も1人いたようだ。
「それにしても、そういう“商売”では男性がホテル代を支払うものだろう? それが、このマンションの一室とは、よほど男性側にお金がないんだろうなぁと思っていた。それが、1600万円とはねぇ……」(B氏)
また、住民C氏によると、集合ポストの西村容疑者の郵便受けは「いつもメルカリ(フリマアプリ)で頼んだような宅配便でいっぱいだった」という。
現在、西村容疑者の「連れ込み部屋」は、何者かにより片づけられていた。警察は西村容疑者と吉田容疑者の余罪を追及しているといい、事件の全容解明にはまだ時間がかかりそうだ。
警察の内偵も行われていたという吉田容疑者のマンション

