ゲーム画面に集中する参加者たち。参加者10人に対し、プレイ台は2ブース設置される。他の人のプレイを見るのも勉強になるし、楽しいという
この事業を担当する同町企画情報課主事・石原恵さんはこう話す。
「ゲームができるようになった自信は日常の生活にも影響しているようで、スマートフォンなどの電子機器へのハードルも下がったようです」
参加者の高田さんにサロンの何が一番楽しいか尋ねると、少し考えて「お茶の時間かな(笑)」と答えが返ってきた。ゲーム終了後、各自が持ち寄った料理やお菓子を食べながら歓談する。この交流の時間もかけがえのないものになっている。
撮影/松隈直樹
※週刊ポスト2021年12月3日号