シンデレラ・ストーリーと言ってよい成功を収めつつある景井だが、それを単純なステップアップとは捉えず、あくまでも従来通りのインフルエンサーとしての立場も大切にしているという。ミクニシオリ氏が続ける。
「取材でお会いした景井さんは、フレンドリーで表情豊か。いい意味で『普通の女の子らしさ』もあると感じました。押し気味の現場でセルフメイクをしながらの取材も、嫌がらず『むしろすみません』と柔らかい対応で印象的でした。
取材では『芸能活動が忙しくなっても、TikTokの更新はやめない。もともと、喜んでくれる人のためにはじめた投稿ですから』と話していました。芸能界に入っても、ファンとの交流を大切にするインフルエンサーとしての立場を大切にしているのが伝わりました。これからも女優・TikTokerの両軸の活動に期待したいと思っています」
TikTokを拠点とする新たな芸能活動への道を切り開いた景井ひな。今後は“両軸の活動”を継続することで、芸能人のあり方そのものも変えていきそうだ。
◆取材・文/細田成嗣(HEW)