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《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)

 10月16日午前、東京都港区赤坂の雑居ビルで40代の女性が刃物で刺され重傷を負う事件が発生した。被害者は当日、このビルの地下1階にあるライブハウスで行われる予定のライブに出演するはずだったが、開場の数分前に突如、襲われた。

 事件発生から6日後の未明、殺人未遂の疑いで逮捕されたのは陸上自衛隊員の大津陽一郎容疑者(43)。男は2時間以上も女性を待ち伏せし、犯行時には手袋をはめ、靴をカバーで覆うなどしていた。大手紙の社会部記者が話す。

「大津容疑者は16日朝6時半から正午にかけて、赤坂と勤務先でもある練馬区の駐屯地を自転車で往復したとみられている。23日、捜査関係者への取材で、犯行前後に複数回、服を着替えていたことも新たにわかりました。

 容疑者は駐屯地近くの自宅を出たあと、まず駐屯地に寄り、青っぽい上着を羽織って練馬区から赤坂に向けて出発。女性を襲う前に黒の上着に着替えている。さらに逃走途中と、駐屯地に戻って家に戻る間にも1回ずつ服装を変えたということです」

 警察の取り調べに対し、「赤坂に行っていない」と供述したという大津容疑者。被害女性とは知人であることを認めたものの、犯行については否認している。

 しかしもっぱら関心を集めているのは、男が妻子もちでありながら、被害女性と”男女の関係”だったとみられていることだ。

「警視庁のその後の調べで、容疑者の自宅から被害女性と男が2人でうつる写真が押収された。写真は数年前、飲食店の中で撮影されたもののようです。

 男は『9年ほど前に女性と知り合った。ことし6月に関係の解消を告げられたが円満破局だった』と主張しているが、当局は両者になんらかのトラブルがあったとみています」(同前)

 男は朝霞駐屯地所属の2等陸曹。2000年3月に陸自に入隊し、その後に結婚した女性との間に子どもをもうけている。6年前に自身の名義で一軒家を購入し、この家で家族と暮らしていた。

 報じられている事件の背景とは裏腹に、近所では家庭円満な印象をもたれていたようだ。近隣に住む70代の女性が言う。

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