芸能

紅白、大泉洋の司会に集まる期待 昨年はアドリブやる前に内村に“相談”も

 

(時事通信フォト)

2年連続で白組司会の大泉洋(時事通信フォト)

 大晦日恒例の『NHK紅白歌合戦』が近づいてきた。白組の司会を2年連続で務めるのが大泉洋(48才)だ。来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の出演を控える大泉はどんな司会っぷりを見せるのか。コラムニストのペリー荻野さんが解説する。
 
 * * *
 今年も『NHK紅白歌合戦』の季節。今回、私が注目したいのは、司会の大泉洋である。

 昨年、白組司会として紅白に登場した大泉は、「けん玉世界記録」挑戦のトップバッターとして、けん玉をマイクに間違えて口元に持っていくボケを見せつつも、皿乗せは見事に一回でクリア。

 その後、NHKホールからダッシュでSuperflyが『愛をこめて花束を』を歌う場に駆けつけ、その歌声に「ブラボー!!」と声をあげたり、石川さゆりの『天城越え』に「来ました!!」「さゆり、ありがとー!!」と熱く声援を送るなど、とても白組司会とは思えない自由な動きを見せた…かに見えたが、先日、『あさイチ』に生出演し、実は秒単位で台本が設定されており、アドリブひとつするのもとても大変で、「けん玉マイク」のアドリブも「どうしてもやりたい」と事前に総合司会の内村光良にこっそり話を通していたと告白。

 また、「ブラボー」も本来は女性に対しては「ブラヴァー(ブラーヴァ)」とかけるのが正しいらしく、とはいえ、突然、耳慣れない言葉を叫ぶのもどうかと思い、「ボー」と「ヴァー」の中間くらいで声を出していたという。博多大吉には「身についたサービス精神が…」などと言われていたが、実際は、とても気を遣っていたのである。

 今年、気になるのは、大泉が来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に源頼朝役で出演することである。

 頼朝といえば、平家打倒のために命をかけて働いた弟・源義経を死に追いやったことで知られる。弟・信行を殺した織田信長、将軍の座を争ったともいわれる弟・忠長を幕命により切腹させた徳川家光とともに、頼朝は“三大憎まれ兄さん”のひとりとも思える。

 特に頼朝の場合、義経が兄を慕う美青年と描かれることが多い上に、後日談もなかなかに強烈。奥州平泉で義経を匿っていた大物の藤原秀衡が亡くなると、頼朝は秀衡の息子の泰衡に「義経を討て」と命令。その圧力に屈して、義経を襲撃し、自害に追いやった泰衡を、頼朝は認めるどころか、「これまで義経を匿ってきたことは罪」と討ち取るよう命令…って、頼朝さま、怖っ!!

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
国民民主党から参院選比例代表に立候補することに関して記者会見する山尾志桜里元衆院議員。自身の疑惑などについても釈明した(時事通信フォト)
《国民民主党の支持率急落》山尾志桜里氏の公認取り消し騒動で露呈した玉木雄一郎代表の「キョロ充」ぷり 公認候補には「汚物まみれの4人衆」との酷評も出る
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン