あけましておめでとうございます。1月4日発売の「週刊ポスト」は激動の2022年を大胆に占う大予言特大号。オミクロン株の国内蔓延でコロナはどうなるのか、そのとき経済は? 政治、野球、皇室、北京五輪と人権問題に揺れる中国、災害、メディアなど気になるテーマで第一人者たちが渾身の予測を繰り広げる。グラビアは袋とじを含めた大増ページでオールカラー。読んで得するお年玉号です。
今週の見どころ読みどころ
◆<総力年頭特集>2022年「大予言」これが答えだ!
9つのテーマで、それぞれ3人の論客が座談会を開いた。日本と世界はこう変わっていく!
・経済(森永卓郎×馬渕磨理子×長濱利廣)
コロナを脱した日本は、個人消費が回復して日経平均は3万5000円へ――。ただし、森永氏は株式市場は過熱気味だから注意すべきと提言した。
・政治(原英史×豊田真由子×寺脇研)
岸田首相は「聞く力」を強調するが、それが災いして現政権は「役人天国」になっている。政治主導を実現しつつ、政府の総力を結集するには強い野党が必要だと意見は一致した。
・プロ野球(江本孟紀×中畑清×達川光男)
文句なく、今年のプロ野球の注目は「新庄劇場」。意外にも(?)、辛口3氏のビッグボス評は好意的だった。では、他の新監督は? 昨年は失速した巨人、阪神は?
・皇室(小林よしのり×三浦瑠麗×倉田真由美)
いよいよ待ったなしになった皇室改革。女性宮家は創出されるのか、将来の天皇は悠仁さまか、愛子さまか――。2021年に吹き荒れた秋篠宮家バッシングの教訓は何だったのか。
・外交(手嶋龍一×佐藤優×谷口智彦)
中国の人権問題、台湾クライシスは待ったなしだが、世界ではむしろウクライナをめぐるロシアと欧米の対立が発火寸前になっている。中ロと欧米、そして日本はこの人類の危機を乗り越えられるのか。
・地震(服部克巳×内山義英×平井道夫)
さまざまな手法で地震予測に挑む3氏の意見は、気味悪いほど一致点が多かった。最新の観測では、4つの地域に危険なサインが出ているという。
・メディア(呉智英×中川淳一郎×古谷経衡)
小室バッシングに見られた世論の過熱、それを気にしすぎるレガシーメディアの迷走。その先にあるものは何か。3氏は大胆にも、大新聞がなくなり、ローカルメディアが生き残ると予測した。
・女優(永島敏行×吉田潮×中森明夫)
今年も旬の女優は百花繚乱。「かわいい」「きれい」だけではなく、例えば江口のりこのような演技派、個性派の活躍も目立つ。3氏が期待する「今年の女優」には「あの美女」の名前も挙がった。
・アダルト(真中つぐ×ケンドーコバヤシ×安田理央)
アダルト業界もここまできた! 本誌でお楽しみください。
◆ビートたけし「オイラも2022年のトンデモ大予言を披露してやるぜっての!」
論客たちに触発されて(?)ビートたけしも大予言。ただし、本誌記者はあまりの「トンデモ」ぶりにタジタジ。テレビ出演を自ら減らす決断をしたたけしは、今年さらに過激になっていた! ビッグボスはダントツ最下位? 宇宙旅行詐欺に宇宙船フーゾク?
◆コロナの女王・岡田晴恵「オミクロン株は驚異的」
最新著『秘闘』を上梓した白?大学教授の岡田氏に緊急インタビュー。オミクロン株の驚異的な変異に触れつつ、パンデミックは人類の宿命だと語った。政府や世論に迎合する学者も多いなか、自分のように「言いたいことを言える」立場の専門家が本当のことを語る意義も強調した。
◆<フォト・ルポ>歌舞伎町24時「欲望の街」は眠らない
世界最大の歓楽街である新宿・歌舞伎町の狂乱をフォト・ルポルタージュでお届けする。コロナが人々の生活を蝕んでいても、この街は眠らない。カメラは老若男女の欲望の渦を捉えていた。大乱闘に駆け付ける警察隊、人気のない駐車場での残虐リンチ、そして酔った女たちは下着や局部まで丸出しにして、路上で排泄する姿まで……。刺激が強いので、くれぐれも閲覧注意願います。
◆冬季五輪ワイド「お騒がせオリンピアンは今」
国民の期待を背負うオリンピアンとて人の子。これまでさまざまな騒ぎを起こした代表選手たちがいたが、その「今」を追った。破天荒な言動が注目されたスノボの國母、ヌードにもなったフィギュアの村主、あのトーニャ・ハーディングも華麗な転身を遂げていた。
◆正月休み明けこそご用心! その「めまい」「だるさ」は重病のサインです
自分の身体のSOSを見逃すと取り返しのつかない重病に苦しむことになる。正月明けは特に注意が必要だ。めまい、しびれ、むくみ、だるさ、かゆみ、しこりなどを軽く見てはいけない。専門医の助言に加え、大病を経験したセレブたちの証言も交えて詳しく解説する。
◆<徹底図解>国民病「脊柱管狭窄症」は自分で治せる!
60代以上では1割以上の人が罹患している脊柱管狭窄症はいまや国民病だ。放置すれば歩くこと、座ることもままならなくなり、QOLは大きく下がる。外科手術など医療に頼ることも有効だが、初期であれば自分で悪化を防ぎ、改善を図ることもできる。病気の仕組みから改善のための生活習慣、食事、そしてテニスボールを使った誰でもできるストレッチまで、イラストと写真で詳しくまとめた。
◆1922年生まれの「百寿企業」に学ぶ最強の生存戦略
手前味噌ながら、本誌を発行する小学館も今年100周年を迎える。その“同い年”企業の長寿の秘訣を取材した。戦後の母子家庭を支援しようと奮闘したオタフクソース、銘酒「八海山」を生んだ八海酒造など、関東大震災や戦災の中から復興した企業の歴史には、コロナ禍から立ち上がるヒントがある。
◆<吉兆リポート>脱炭素に挑む日本の情熱科学者たち
地球温暖化を食い止める対策は人類の喫緊課題だ。各国政府も国際機関も、そのために莫大な資金を投下する。つまり、その対策は環境と未来を守るだけではなく、巨大な産業にもつながる。日本の技術は世界と国内経済を救うかもしれない。最前線に立つ科学者たちの最新研究を追った。微生物による地球冷却、窓ガラス発電、サツマイモ発電、汗と尿で発電など、SFのような技術が実現間近になっている。
◆<決定版>感染症にも負けない優良「老人ホーム」全国ベスト40
コロナ禍だからこそ、老人ホームの優劣がくっきりと浮かび上がった。感染対策はもちろん、不自由な環境でも入居者のQOLや快適な暮らし、家族との関係にまで気を配る施設は賞賛を浴びている。介護のプロたちが北海道から沖縄まで幅広く厳選した40の施設と、その特徴、入居費用まで徹底調査した。
※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!