美しいジャンプ!(インスタより)
2022年は2月から北京で冬季五輪・パラリンピックが開催される。そうした中、村主自身は2002年のソルトレークシティ冬季五輪(アメリカ)を思い出すという。
「その前年9月に起きた同時多発テロにより、今回のコロナ禍のように開催する、しないで揺れていた。アメリカ国内の雰囲気であったり、人々の気持ちが凄く沈んでおり、自分の作品の『月光』が人々の希望の光になれるような演技をしたいと強く感じた大会でした。
北京五輪も人々の希望の星となるような作品を踊れる選手が出てきて欲しいと思います。もちろんメダルも獲得してもらいたいですが、あの選手の演技が忘れられないというような作品を残して欲しいですね」
夢はやはり五輪で活躍する選手を送り出すことだと語る。
「五輪というのは空気が澄んでいて、聖地のようなこところで滑ったという感覚でした。2大会に出場し、自分の力を100%出したがメダルに届かなかった。何が足りないのだろうと3回目の出場を目指しましたが叶わなかった。2026年にイタリアのミラノ・コルティナの冬季五輪で自分ができなかった夢を生徒が実現してくれたら嬉しいですね」