ストレス解消法の例
脊柱管狭窄症の痛みやしびれがあっても、笑顔の時間は作りたい。「ストレス軽減は、自分が感じている痛みを軽くしてくれる」と知り、好みのストレス解消法を探そう。
たとえば「アロマテラピーやお香で部屋の香りを変える」「大好きな音楽に浸る時間を作る」「楽しい本を読んでゆっくり過ごす」などが有効だ。
「痛み日記」をつける
しばらく痛みとお付き合いせざるを得ない人たちに推奨されるのが「痛み日記」。感じた痛みを10段階の数字で記録していく手法だ。痛みのないレベルを0、「我が人生最大級の痛み」レベルを10と想定し、その日に感じた痛みを数値化して記録。「どんなタイプの痛みか」「どの姿勢や運動で痛みが消えたか」なども一緒にメモする。医師に痛みの頻度や質を伝えやすくなると同時に、痛みを客観視できるメリットがある。
取材・文/山本真紀
※週刊ポスト2022年1月14・21日号