さらに4月1日からは首都高速道路の普通車の上限料金が、1320円から1950円と630円も値上げされる。この料金体系の変更では、新たな深夜割引や大口多頻度割引で運送業者は恩恵を受けることができるが、一般市民は支出が増える可能性が高い。
「とにかく車を買う人にとってはバッドニュースが多すぎます。しかし、半年後、この状況が改善されている保証はない。今、どうしても必要な人は買うしかないが、待てる人は1年以上は余裕を見て、状況が変わっていくかをチェックしていくのがいいでしょう」(前出・モータージャーナリスト)
半導体不足は、車だけではなくパソコンやスマートフォンなど、あらゆる電子機器に影響する問題。製造業は、どこも自動車業界のようにコロナ禍の長いトンネルに苦しむ。その消費者たる一般市民たちにも、厳しい日々が続いている。