乙葉

愛妻家であり、『新婚さん』の司会にもぴったり

芸人としてのスキルは高く、特定の“色”はついていない

 バラエティー番組や音楽活動で芸人仲間とともに仕事をすることが多い藤井だが、その一方で“特定の派閥”に属しているイメージがないとも言われる。

「藤井さんは完全に独自路線だと言われていますね。頻繁にバラエティーのひな壇に出て、いわゆる“団体芸”を積極的にやるタイプではないのですが、でもいざひな壇に座ったら、団体芸にも対応できる。つまり、芸人としてのスキルは高いけど、いい意味で特定の“色”がついていない。その結果、派閥など関係なく、幅広い芸人さんと共演ができる。

 また、バラエティー番組でも、誰かを強くイジるようなこともなく、基本的には“優しい”スタンスなんです。そんななかでも時には毒を吐くこともあり、視聴者をスカっとさせるような部分もある。誰にも嫌われない芸風だし、物腰も柔らかいし、多様性を認める現代の流れにフィットする芸人さんなんです。だからこそいま、注目を浴びているのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

 そんな藤井だが、吉本新喜劇の座員としてブレイクした当初は、下ネタ系のギャグや“オネエキャラ”を披露する機会も多かった。

「今でもたまに“ホット!ホット!”のギャグを披露することはありますが、だからといって下ネタにつながることはまったくない。“オネエキャラ”については今の時代では完全にNGでしょうが、その一方で藤井さんはジェンダーレスな感覚の持ち主で、さまざまな価値観を理解する人なのだろうというイメージもあります。まさに時代に合わせてしっかり変化してきたのが藤井さんなんですよね」(前出・テレビ局関係者)

 変化する今のテレビ界に必要な人材といえる藤井隆。今以上に注目の的となる未来は近そうだ。

藤井隆を目撃

カジュアルなスタイルで夜道を歩く藤井隆(2020年)

おしゃれなコートは「UNDERCOVER」

おしゃれなコートは「UNDERCOVER」

『ナンダカンダ』から20年

『ナンダカンダ』から20年

優良物件

俳優や音楽活動も評価

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
前田亜季と2歳年上の姉・前田愛
《日曜劇場『キャスター』出演》不惑を迎える“元チャイドル”前田亜季が姉・前田愛と「会う度にケンカ」の不仲だった過去
NEWSポストセブン
timelesz加入後、爆発的な人気を誇る寺西拓人
「ミュージカルの王子様なのです」timelesz・寺西拓人の魅力とこれまでの歩み 山田美保子さんが“追い続けた12年”を振り返る
女性セブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《私が撮られてしまい…》永野芽郁がドラマ『キャスター』打ち上げで“自虐スピーチ”、自ら会場を和ませる一幕も【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
(SNSより)
「誰かが私を殺そうとしているかも…」SNS配信中に女性インフルエンサー撃たれる、性別を理由に殺害する“フェミサイド事件”か【メキシコ・ライバー殺害事件】
NEWSポストセブン
電撃引退を発表した西内まりや(時事通信)
電撃引退の西内まりや、直前の「地上波復帰CMオファー」も断っていた…「身内のトラブル」で身を引いた「強烈な覚悟」
NEWSポストセブン
女性2人組によるYouTubeチャンネル「びっちちゃん。」
《2人組YouTuber「びっちちゃん。」インタビュー》経験人数800人超え&100人超えでも“病まない”ワケ「依存心がないのって、たぶん自分のことが好きだから」
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、大学進学で変化する“親子の距離” 秋篠宮ご夫妻は筑波大学入学式を欠席、「9月の成年式を節目に子離れしなくては…」紀子さまは複雑な心境か
女性セブン
現在は5人がそれぞれの道を歩んでいる(撮影/小澤正朗)
《再集結で再注目》CHA-CHAが男性アイドル史に残した“もうひとつの伝説”「お笑いができるアイドル」の先駆者だった
NEWSポストセブン
電撃の芸能界引退を発表した西内まりや(時事通信)
《西内まりやが電撃引退》身内にトラブルが発覚…モデルを務める姉のSNSに“不穏な異変”「一緒に映っている写真が…」
NEWSポストセブン
入院された上皇さまの付き添いをする美智子さま(2024年3月、長野県軽井沢町。撮影/JMPA)
美智子さま、入院された上皇さまのために連日300分近い長時間の付き添い 並大抵ではない“支える”という一念、雅子さまへと受け継がれる“一途な愛”
女性セブン
交際が伝えられていた元乃木坂46・白石麻衣(32)とtimelesz・菊池風磨(30)
《“結婚は5年封印”受け入れる献身》白石麻衣、菊池風磨の自宅マンションに「黒ずくめ変装」の通い愛、「子供好き」な本人が胸に秘めた思い
NEWSポストセブン