ライフ

カプセルトイ最前線 くすっと笑える「オモ写」をSNSに上げる楽しみ方

toy

ディズニーのキャラクターを自宅に陳列して楽しむ人も(c)@tigatoni3557

 昨今、大人気となっているのがカプセルトイだ。新型コロナウイルスの影響でテナントが撤退した商業施設の空きスペースに、電源も店員も必要ないカプセルトイマシンを置くケースも多いという。日本ガチャガチャ協会の小野尾勝彦さんは、こう話す。

「現在、カプセルトイの市場規模は過去最大の450億円以上に急成長しています」

 かつては子供向けだったカプセルトイだが、1995年頃から大人の女性向けの商品も増加した。では、大人の女性たちはカプセルトイをどのように楽しんでいるのだろうか?

 カプセルトイは、集めて撮影して、SNSに上げるまでが“大人の遊び方”──とまでは言わないけれど、集めたトイでオリジナルの世界を創造し、楽しむ人が増えている。くすっと笑えるワンシーンを作って撮影した写真は「オモ写」と呼ばれ、インスタグラムなどで拡散中。なかでも名作の一部を紹介しよう。

「ディズニーのキャラクターが大好きなので、カプセルトイやオーナメントくじのフィギュアを見つけると即買い! 自宅に陳列して楽しんでいます」@tigatoni3557

toy

『バンザーイ!ペンギン』のペンギンたちがご馳走を前に嬉しそう(c)@gacha.sommelier

「『バンザーイ!ペンギン』(エール)のペンギンたちを使って、“孫が来たので張り切るジジババ”をテーマに撮影しました。ごちそうは、『今日は贅沢お寿司の日〜ぷちサンプル入門セット〜』(リーメント)のミニチュアお寿司を使っています」@gacha.sommelier

toy

さまざまなポーズで楽しませてくれる『コップのフチ子』は根強い人気(c)@hidjmgptp

「『コップのフチ子』(キタンクラブ)が、コーヒーを運んでいる最中に転んでしまったワンシーンをすべてカプセルトイで作ってみました。左の猫は、『仕事猫ミニフィギュアコレクション』(トイズキャビン)。自動販売機(※)を並べて、会社の休憩室っぽい雰囲気に」@hidjmgptp ※『ザ・ミニチュア自動販売機コレクション』、『ミニチュアファミレスマスコット』(ともにJ・ドリーム)など。

toy

ウッディがテーブルの上で魚をさばいている@akubino_style

「アニメ『トイ・ストーリー』シリーズの主人公・ウッディが、新しい猫ちゃんをお迎えして喜ぶワンシーンを表現。ウッディがテーブルの上でさばいているのは『ぷちサンプルシリーズ「ふるさと産地直送便」』(リーメント)の『北海道産 新巻鮭』です」@akubino_style

toy

『ノラネコぐんだんミニチュアフィギュア』のノラネコたちと『鬼滅の刃』の嘴平伊之助がコラボ@oyatsunojikan2019

「『ノラネコぐんだんミニチュアフィギュア』(ケンエレファント)のノラネコたちと『鬼滅の刃』の嘴平伊之助が、テーブルを囲んでいるシーンを表現。初めて食べるチョコレートがおいしすぎて、伊之助が独り占めしている設定です。『きのこの山』と『たけのこの里』のミニチュア菓子は、『明治のチョコで至福のおうち時間』(リーメント)のものです」@oyatsunojikan2019

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン