プーチン氏の家族についてはこれまで“軍事機密レベル”でトップシークレットとされてきた。かつて米CNNのインタビューで「なぜ娘たちの存在をそこまで隠すのか」と聞かれ、プーチン氏はこう答えている。
「残念ながらわれわれにはテロリズムにかかわる問題がたくさんあるので、娘たちの安全を考えなくてはならない」
自分への憎悪が娘たちに向かうことを恐れているのだ。娘たちが大学で学んでいたときは、キャンパスに通わせず、教授を公邸に呼んで授業を受けさせたほどだ。かつて娘たちの写真を正面から撮ろうとしたカメラマンにプーチン氏が「殺してやる」と言い放ったというエピソードまである。愛する娘たちは今、父の行動をどのように見ているのだろうか。
※女性セブン2022年3月24日号