異動後の番組では乃木坂メンバーについて発言も
果たして、4月4日から『~モーニング』に異動した斎藤アナは、新井恵理那の隣で、実に楽しそうにやっている。先輩の山本雪乃アナからも可愛がられているカンジが画面から伝わってくるし、女性トレンドやエンタメ情報を紹介するコーナーでは、20代の女性としての意見やリアクションを伸び伸びと伝えている。
11日の放送では、「エンタメ検定」に乃木坂時代の同期、齋藤飛鳥が登場し、彼女の顔がメロンパンで隠れた様子にハマおかもとが驚いたことがクイズになっていた。VTR明け、新井から“乃木坂時代の同期”と振られた斎藤アナは、「飛鳥の顔は本当に小さくて…」と活き活きした表情で伝えていた。前述の山本アナや、フリーの森千晴らとの女子会風トークは、7時台後半の“検定”3段積みでは、特に功を奏している。
結局、4時台~7時台は、若い女性の出演者率が高い番組のほうがウケるのだと思う。
一方、『~モーニングショー』に異動した森山みなみアナは、あどけなささえ感じる笑顔と、おじさん、おばさんウケがよさそうな“気立てのいいお嬢さん”ぶりが番組にハマっている。玉川徹氏、長嶋一茂、石原良純ら、“おじさん色”が強い『~モーニングショー』には、これぐらいフレッシュな新人が必要なのだろう。
弁護士の山口真由氏が「私は、そちら側(=森山アナ)だと思っていたんですが」自身のポジションはもはや違っていることを自虐っぽくコメントしていたが、森山アナは、山口氏や菊間千乃氏、さらには廣津留すみれ氏ら女性識者との相性もすこぶるいい。
女性アナウンサーのシャッフル人事は、“視聴習慣”からか「前の人のほうがよかった」という意見が少なくないものだが、斎藤ちはるアナと森山みなみアナの場合は大成功。この時間帯、視聴率が絶好調なテレビ朝日は、斎藤、森山、両アナのお陰で、さらに元気がいい。