グミやジュースタイプのサプリメント、栄養ドリンクなどは、糖分やカフェインの摂り過ぎにもつながる(写真/GettyImages)
現在、海外から輸入されているサプリメントの中には、グミに栄養成分を添加しているものも多い。見た目も味もお菓子そのもので、若者を中心に人気を集めている。だが、お菓子のような感覚で食べすぎれば、当然ながら過剰摂取による害が懸念される。
「グミのサプリメントには、1粒あたり2〜8gもの砂糖が添加されています。摂取できる栄養素よりも、砂糖や添加物の過剰摂取の危険性の方が高いといえるでしょう」(一石さん・以下同)
一方国内では、ジュースにビタミンなどが添加されたタイプの“サプリメントジュース”とも呼べる商品が増えており、これも同様に、糖分の過剰摂取につながりやすい。
「ある栄養ドリンクの原材料名には〈糖質(砂糖、ブドウ糖果糖液糖)〉とあり、炭水化物は19gと表示されています。こうした清涼飲料では、炭水化物19gとは、ほぼ砂糖19gだと考えていい。1本わずか125ccのドリンクで、厚労省が定める1日の炭水化物必要量の5分の1近くが摂れてしまうのです」
※女性セブン2022年5月12・19日