芸能

声優・青山なぎさが振り返る「デビュー1年」と『めざましテレビ』生出演の舞台裏

声優デビューから現在までを振り返る青山なぎさ

声優デビューから現在までを振り返る青山なぎさ

 2021年4月、『ラブライブ!スーパースター!!』で葉月恋役としてデビューをした声優・青山なぎさ(23)。同アニメから生まれたスクールアイドルグループ『Liella!』(リエラ)のメンバーとして活動をしながら、個人でも活動の場を飛躍的に広げている。今年4月には『めざましテレビ』(フジテレビ系)が毎日放送しているトレンド情報コーナー「イマドキ」のリポーターに選ばれたばかり。青山が同コーナーに「イマドキガール」として初登場した4月11日の放送では、ツイッターのトレンド1位を獲得し、大きな話題を呼んだ。さらに、初の冠番組『勝手にIMO協会』(ニコニコチャンネルプラス)もスタートし、いま人気急上昇中の若手女性声優の1人として注目を集めている。

 5月16日には初となるソロバースデーイベントを控える中、彼女はこのデビュー1年間を振り返りながら嬉しい悩みを口にする。

「とにかく『時間が足りないっ!』って感じです! 声優としてまだまだ知らないことが多いのでもっと演技の勉強もしたいですし、アニメを見る時間も欲しい。ほかの声優さんのインタビューももっと読んでみたい。アーティスト活動のためには歌の練習もしたいし、パフォーマンス力を上げるためにほかのアーティストさんのライブを見に行きたいし、ダンスのレッスンも通いたい。

 すでに1日24時間じゃ足りていないのですが、イマドキガールを始めたことで、今度はリポート力を身に付けるために本を読んで語彙力を高めたいなって思うようになってきて(笑)。いまはお風呂の中で本を読みながらイヤホンをして曲を覚えたり、レコーディングの練習の合間で台本を読んでなんとか時間を作っています」

 コロナ禍の2年で声優業界は激変した。これまでアフレコはすべてのキャストが一堂に集まり、何時間もかけて収録をするのが常識だった。しかし、3密回避のため人数制限が行なわれることになり、人気声優のスケジュールに余裕がでたことで、新人声優に仕事が回ってこなくなった。そのため、「この2年間の新人声優のデビューはほぼゼロ」とも言われるなか、青山はほんの一握りのチャンスを掴んだ数少ない一人と言えるだろう。しかし、彼女にとって収録現場は悔しい気持ちの連続だった。

「台本の読み方も分からない、発声の仕方も分からない、マイクの位置も分からないという本当にゼロだらけのスタートでした。よく声優さんのインタビュー記事などで、『わからないことは先輩から学びます』というコメントを目にしていたのですが、感染予防で収録現場は限られた人数しか入れなくて。練習の仕方もわからなかったので、自分の演技をスマホで録音して『あ、こっちの方がいいかも』と1人で練習していました。いまは声優のレッスンを受けさせていただいて、本当に基礎の基礎から教えていただいて。『もっと早く知りたかった!』って思いますね(笑)」

関連記事

トピックス

中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
財務省の「隠された不祥事リスト」を入手(時事通信フォト)
《スクープ公開》財務省「隠された不祥事リスト」入手 過去1年の間にも警察から遺失物を詐取しようとした大阪税関職員、神戸税関の職員はアワビを“密漁”、500万円貸付け受け「利益供与」で処分
週刊ポスト
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《12月1日がお誕生日》愛子さま、愛に包まれた24年 お宮参り、運動会、木登り、演奏会、運動会…これまでの歩み 
女性セブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン