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地震活動度の「地下天気図」を解析 “地下の異常”が発生しているエリア

“地下の異常”が発生しているエリア

“地下の異常”が発生しているエリア

 2011年の東日本大震災の震源に近い東北沖エリアにも静穏化の異常が発生。その他の静穏化エリアの注意点は地図上に示した。

 一方、活発化の異常が顕著に出ているのが、石川県・能登半島だ。半島の先端に位置する珠洲市は2020年12月頃から隆起し続けており、約3cmも隆起した観測点もあるという。

「ものすごく広域的に地面が隆起しており、何らかの異変が起きていることは間違いない。異変の正体はまだ分かりませんが、地下水かマグマのような何らかの液体が溜まっているのだろうと考えられています。北陸地方では今年に入ってからも地震が頻発しています」

 こうした異常を把握し、どう向き合えば良いか。長尾氏はこう指摘する。

「地下天気図は『地下の異常』を示すもので、ただちに地震が起きることを予測するものではありませんが、該当地域の住民の方は、これを機に防災意識を高め、備えに役立ててほしい。該当しない地域では、高所の工事計画などにおける“安全情報”として活用いただきたい」

※週刊ポスト2022年5月20日号

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