ゴボウ、レンコンなどの野菜は、元々糖度の高いイモ類と同じくらい糖が多く含まれているという(イメージ)
高糖度の野菜を食べて糖尿病にならないためには、「調理法」にも注意が必要となる。
「野菜は水分が抜けると小さくなりたくさん食べやすくなるので、焼いたり炒めたりすれば、糖分が凝縮された野菜の食べすぎにつながります。高糖度のゴボウやトウモロコシ、ニンジンなどは焼く、炒めるのではなく、生で食すか、煮る、茹でるを心がけてほしい。
さらに食材の組み合わせも大事です。たとえば、高糖度のトマトに火を入れてトマトスパゲッティを作ると、トマトの糖分にパスタの糖分が上乗せされて、カロリー過多になります。高糖度の野菜にケチャップやソースをかけすぎることも、カロリーの摂りすぎにつながるので制限すべきです」(垣田氏)
甘い誘いにはワナがあることを忘れずに。
※週刊ポスト2022年6月3日号