ライフ

エアコン選びのポイント「換気機能」や「掃除のしやすさ」にも注目

(時事通信フォト)

(時事通信フォト)

 家電選びでは、「時短」に加え「コスパ」や「使いやすさ」など、様々な要素が重要となる。それらの様を軸に、家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん、家電プロレビュアー・石井和美さん、家電芸人・市川義一さんの3人に、いま買うべき“最強”のエアコンについて語り合う。

 * * *
──エアコンでは例年、秋に発売される上位モデルが年々進化しており、最近はAI制御で部屋の形や人の居場所などを自動認識し、床・壁・天井に沿った気流で、なるべく人に直接当てない冷暖房を行うのがトレンドのようですね。室内空気の質にこだわる清潔機能を搭載した機種も増えているようですが……。

神原:長引くコロナ禍にあって、人のいる空間の換気は非常に重要です。そこで換気しながら冷暖房できるエアコンのスタンダードモデル、ダイキン『VXシリーズ』が今回の私の推しとなります。

 結露水を利用して熱交換器を洗浄する機能や、タフネス冷暖房、9段階の除湿などの快適性能もありますね。

市川:ぼくも同じ理由で同じシリーズをおすすめします。もともと「うるさらX」(Rシリーズ)にのみ搭載されていた換気機能が、換気機能に特化したVXシリーズに追加されたので値段も狙い目なんです。ただ、エアコンは長く使うので、最上位機「うるさらX」を選んでも、ぼくはいいと思います。

掃除のしやすさは清掃と省エネにもつながる

──最近は自動掃除機能付きのエアコンも増えましたが、石井さんは、「掃除機能より掃除しやすい構造」に着目されていますね。

石井:私が選んだ三菱電機『霧ヶ峰』Zシリーズは、ルーバーも簡単に外せて分解掃除がしやすいんです。きれいにしやすい構造だとフィルター掃除もしやすく、清潔さと省エネにもつながります。

神原:自動掃除機能付きのエアコンでも専門業者による清掃は不可欠。そう考えると、エアコンは、換気時や掃除の際に、どれだけ室内の空気を清潔に保てるかで、選ぶ時代を迎えていると思います。

関連キーワード

関連記事

トピックス

逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン