芸能

『鎌倉殿の13人』畠山重忠役・中川大志に浮上した「ポスト堺雅人」の声

深谷市にて「大河ドラマ」関連イベントに登壇した中川(2022年3月撮影)

深谷市にて大河ドラマ関連イベントに登壇した中川(2022年3月撮影)

 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、5月22日放送回で菅田将暉が演じる源義経が壮絶な最期を遂げたのに続き、翌5月29日放送回では新垣結衣演じる八重が急死。大物キャストの退場が相次いでいる。そんななか、注目度が上がっているのが、中川大志演じる御家人・畠山重忠である。ベテラン放送作家が語る。

「中川さん演じる畠山は柔和で清廉な印象で、策謀うずまくドラマのなかで一服の清涼剤のようになっていると評判を呼んでいます。特に義経の死が描かれた5月22日放送回で、畠山が山本耕史演じる三浦義村に『音曲を侮るな!』と一喝するシーンは、畠山の生真面目さが絶妙な可笑しさを生み、シリアスな展開が続く中、視聴者を和ませる効果を発揮していました。

 畠山は今後、北条家の縁戚になったことでますます存在感を増していきます。序盤は地味で控えめな印象でしたが、実は初回のクレジットから、中川さんの名前は、小池栄子さん(政子)に続いて4番手という上位にあり、片岡愛之助さん(北条宗時)より上でした。それだけ、ドラマにおいて重要な役割を担っているということです」

 その畠山をめぐっては、SNS上で「山南さんと似ている」との指摘が相次いでいる。2004年に放送された同じ三谷幸喜脚本の大河ドラマ『新選組!』で、堺雅人が演じた総長・山南敬助のことだ。

〈大河の畠山くんほんと組!(注・『新選組!』のこと)の山南くんにそっくりよね キャラも演技も顔も〉〈畠山の喋り方とか学があるところがなんかほんと堺さんの山南さん思い出しちゃう〉〈まじで畠山くんの山南成分にドキドキしてるわし…〉〈畠山、新選組!でいうところの山南さんみがあってすごく良いんだよね…柔和で理知的な感じが〉

 前出・ベテラン放送作家がこう解説する。

関連キーワード

関連記事

トピックス

映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
日本初となる薬局で買える大正製薬の内臓脂肪減少薬「アライ」
日本上陸の内臓脂肪減少薬「アライ」 脂肪分解酵素の働きを抑制、摂取した脂肪の約25%が体内に吸収されず、代わりに体内の脂肪を消費
週刊ポスト
専修大サッカー部を辞任していた源平監督(アフロスポーツ)
《「障害者かと思った」と暴言か》専修大サッカー部監督がパワハラ・経理不正疑惑で辞任していた 大学は「警察に相談している」と回答
NEWSポストセブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
日本製鉄によるUSスチールの買収計画
【日本製鉄のUSスチール買収問題】バイデンもトランプも否定的だが「選挙中の発言に一喜一憂すべきではない」元経産官僚が読み解く
NEWSポストセブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン