ジスラン氏が羽生の指導を始めたのは2014年のこと。ここ数年は、コロナ禍でカナダのコーチたちのもとに戻れず、ひとり4回転半の完成に挑んでいた彼をリモートで指導してきたジャンプコーチだ。
「フィナーレでは羽生選手がジスラン氏に手を振る場面もありました。満面の笑みを浮かべるジスラン氏を見て、2人の絆の深さを目の当たりにしましたね」(前出・フィギュアスケート関係者)
幕張公演を無事に終えた羽生は、この後、名古屋、神戸、静岡まですべての公演に出演する。
今回の公演後、去就については何も語らなかった羽生だが、けがは心配ないように見えた。家族総出のサポートは、来シーズンへの飛翔を期してか、それとも──。
※女性セブン2022年6月16日号